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宮崎県の統計上の離婚数

宮崎県の人口動態統計によると、令和元年(2019年)の宮崎県の離婚件数は2,040件となっています。

また、人口との割合である離婚率は1.92と、全国平均の1.69と比べて高いことがわかります。
これは都道府県の中でも3番目に高い値であり、宮崎県は他と比べて離婚の多い地域と言うことができるでしょう。

ただ、その一方で結婚の幸福度(QOM)は高いと言われています。
その理由として、結婚に満足できなければ早い段階で離婚をして再び結婚相手を探す、という県民性があるからではないかと考えられているようです。

離婚の一般的な流れ

離婚は、ただ離婚届を出せば終わりというものではありません。
事前にしっかりとした準備を行うことが大切です。

そこで、ここでは離婚までの流れを簡単に説明したいと思います。

まず、離婚を決めたら離婚原因を明確にします。
性格の不一致・不倫・モラハラ・DVなど様々な理由があると思いますが、どの理由で離婚するのかを決めた後は必要に応じて証拠を集めます。
集めた証拠は、相手に離婚を切り出すときや調停・裁判などで使うことになります。

また、相手に請求できるお金についても知っておきましょう。
離婚時に配偶者に請求できるお金としては、婚姻費用・財産分与・慰謝料・養育費などが挙げられます。

同時に、職を見つけたり住居を探しておいたりと、離婚後の生活への備えも必要です。

事前準備が終わったら、配偶者に離婚の意思を伝えます。
面と向かって話しにくい場合には、手紙やメールといった文章で伝えるのもいいかもしれません。

どちらにせよ、言い争いになってしまうと話し合いが進まなくなる恐れがありますので、なるべく冷静に自分の意見を伝えるようにしましょう。

ここで、もし相手の了承を得られた場合には、親権や面会交流の取り決め(子どもがいる場合)や、お金についての話し合い(財産分与の金額等)を行います。

このとき、決まったことは必ず離婚協議書に記しておきましょう。
後に公正証書にすることで、万が一トラブルになったときに役立てることができます。

もし相手からの了承が得られなかった場合には、離婚調停に移ります。
裁判所に手続きを行い、調停の日時を決めて話し合いを行いましょう。

調停でも折り合いがつかない場合には、審判・裁判に移行します。
裁判までになると専門的な手続きが必要となるため、弁護士に相談することをおすすめします。

宮崎県の家庭裁判所一覧

調停や審判など、離婚に関する裁判手続きをする場合は家庭裁判所で行います。

宮崎県にある家庭裁判所は以下の通りです。
夫婦関係調整(離婚)調停や離婚訴訟等の際にご活用ください。

宮崎家庭裁判所 住所:〒880-8543 宮崎市旭2-3-13(JR日豊本線宮崎駅西側県庁方面へ徒歩10分)
電話:0985-68-5146(家事受付係)
宮崎家庭裁判所 日南支部 住所:〒889-2535 宮崎県日南市飫肥3-6-1(JR日南線飫肥駅北側飫肥城方面へ徒歩14分)
電話:0987-25-1188(代表)
宮崎家庭裁判所 都城支部 住所:〒885-0075 宮崎県都城市八幡町2-3(JR日豊本線西都城駅東側市役所方面へ徒歩6分)
電話:0986‐23‐4177(家事・少年係)
宮崎家庭裁判所 延岡支部 住所:〒882-8585 宮崎県延岡市東本小路121(JR日豊本線延岡駅西側城山公園方面へ徒歩20分)
電話: 0982‐32‐3452(家事・少年係)
宮崎家庭裁判所 日向出張所 住所:〒883-0036 宮崎県日向市南町8-7(JR日豊本線日向市駅西側市役所方面へ徒歩10分)
電話:0982-52-2211(代表)
宮崎家庭裁判所 高千穂出張所 住所:〒882-1101 宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井118(高千穂バスセンターから徒歩6分)
電話:0982-72-2017(代表)