離婚しなければよかった!後悔を解消し復縁を目指すには

rikon koukai

優しい夫であるのに、自分のわがままで離婚を決意し、後悔した女性や、離婚しなければよかったと悩む男性、離婚後に初めて気づいたことなど、離婚後には様々な思いが交錯することがあるかと思います。

  • 「このまま結婚生活を続けることが苦しい」
  • 「たった一度の人生を無駄にしたくない」
  • 「妻が嫌いで自分から離婚を切り出したい」
  • 「シングルマザーになるけど、性格の不一致で、旦那そのものを拒否したい」

と、離婚を決断したものの、時間が経つにつれて「離婚の決断は正しかったのだろうか…」と悩む人は少なくありません。

気持ちの整理がつかないまま、一人で寂しい日々を過ごすことは、想像以上に辛いことでしょう。

そこで今回は、優しい夫であるのに自分のわがままで離婚を決意し、シングルマザーになって、後悔した女性など向けに、この後悔を解消するための対処方法や、どうしても復縁したいという人に向けて、復縁する方法を紹介します。男性についても妻が嫌い・性格の不一致で離婚したけど、男性が離婚を後悔した瞬間がきたとか、気づいたこととか、そのあと離婚しなければよかったと離婚後の後悔をなんとか解消したいと悩んでいる人は、このまとめ記事を参考にしてくださいね。

自分からの離婚後の後悔まとめ【男性・女性別】

離婚の後は、多かれ少なかれ男女共に自分から「離婚しなければよかった…」「私のわがままだった」と感じるようです。復縁や復縁のきっかけを考える前にまず、人は離婚後に、どのようなことを後悔するのかをまとめとして考えてみましょう。

男性女性共に後悔した瞬間・大切さに気づいたこととは

ここでは、離婚に対して、男女共にどのようなことを離婚しなければよかったと、自分から後悔するのかを、その瞬間をまとめで説明します。

想像以上に離婚に対する世間の目は厳しい

離婚に対する世間の目は、想像するより厳しいものです。

男性であれば、社内でのイメージが悪くなり、「祝儀が無駄になったよ」とかなりきつい冗談を言われることも。

離婚経験者が多くなったとはいえ、世間では「家庭を持って一人前」という考え方が、まだ根強く残っています。

女性も男性も特に離婚しなければよかったと後悔を感じがちなのです。

「優しい夫・優しい妻」元配偶者の良さに気づく

ケンカばかりで、相手の性格が嫌になり離婚したのに、離婚した後に元配偶者の良さに気づいたという人も少なくありません。

きれい好きな妻に口うるさく言われてウンザリしていたのに、いざ一人になってみると、いつも部屋が散らかっていることにイライラし、改めて元妻の良さに気づいたという男性もいます。

そもそも配偶者が優しい夫だった、優しい妻だったと環境が変わって思う人もいます。

女性も一人になって初めて、さまざまなことから夫が守ってくれていたんだと感じる人もいますし、そもそも自分からわがままで離婚したのではなかったかと気づく人もいます。

ほかの人と付き合ってみても、相手の悪いところを見た途端、優しい夫や妻であった元配偶者と比べてしまいなかなか上手くいきません。そのため、男性も女性も離婚しなければよかったと後悔を感じがちなのです。

いつも一人でいることが寂しい

離婚直後は「やっと離婚できた」「妻が嫌いだったから離婚して良かった」とホッとした人も、時間が経つにつれて、一人の寂しさを強く感じます。

特に結婚生活が長かった人は、離婚後に気持ちが落ち込むことが多いようです。これについても、男性・女性ともに、離婚しなければよかったと考える点と言えるでしょう。

自分からのわがまま離婚だった?離婚をもっと慎重に考えるべきだった

言い争いをして、売り言葉に買い言葉で離婚してしまった、という人もいることでしょう。

このような人は、離婚という大きな決断をよく考えもせず、感情に任せて決めてしまったことを後悔します。自分からのわがまま離婚だったと反省する人も多いです。

離婚という現実に対して、精神的でも生活面でも準備ができておらず、冷静に考えるべきだった反省するようです。

知らなかった問題

離婚後に元配偶者に関する知らなかった問題が発覚する場合もあります。これが後悔の原因となることもあります。言ってくれたら、分かり合えたのに、コミュニケーションの行き違いで、判断を早まってしまったと男性も女性も後悔します。

女性が離婚を後悔することとは?

女性は、離婚後にどのようなことを後悔するのでしょうか。

再婚までに時間がかかり婚期を逃してしまう

離婚した直後は、また別の人との出会いがあるはずと期待しますが、実際はそう簡単にいきません。
初婚でも結婚相手をなかなか見つけられない人が多いなか、離婚歴があるというハンデがあれば、なおさら難しくなります。
運良く再婚できたとしても、すでに40代後半になっていて、子どもを諦めざるを得ないという状況も考えられるでしょう。

子どもに寂しい思いをさせてしまう

子どもがいる母親であれば、離婚について一番の後悔は、子どもに寂しい思いをさせてしまったということでしょう。
DVなどの大きな原因がない場合は、「自分がもっと我慢していれば、子どもは父親といっしょに過ごすことができたのに…」と多くの母親が後悔します。
親同士の諍いに子どもを巻き込んだことを、一生、後悔し続ける人もいることでしょう。

シングルマザーで思った以上に経済的に厳しくなる

離婚前は、「シングルマザーは行政の手当があるから安心」と考える人も少なくありません。
しかし、実際に支給される金額は意外と低く、経済的に困窮したために「離婚しなければよかった…」と後悔します。

また、養育費などをしっかり取り決めをすることなく離婚してしまうと、途中から養育費が途絶えたり元配偶者に連絡すらつかなくなったりして、一人で子どもを抱えて経済的に苦しくなることがあります。

ワンオペ育児をしなければならない

子どもを引き取った場合、ワンオペで育児をすることになります。
働きながら一人で子どもを育てることは思った以上に大変です。
体調が悪くても仕事を休めず、家でも外でも働き続けなければなりません。

男性が離婚を後悔することとは?

男性の場合は、離婚しても経済的に困ることはほとんどありません。しかし、女性より男性のほうが、離婚を後悔する傾向にあります。実際、男性はどのようなことを後悔するのでしょうか。

子どもと会えないことが辛い

母親が子どもを引き取った場合、父親が離婚について一番後悔すること、こころが優しい夫の場合、子どもと滅多に会えなくなったということでしょう。

毎日家に帰れば子どもが賑やかにしていたのに、離婚後は「パパ、パパ」と言ってくれる子どもはもう側にいません。

子どもに会えない寂しさは、想像以上に辛いものです。

家事ができない

離婚前は、家事を妻に任せっきりにしていたため、家事ができずに困ったという男性は多いのではないでしょうか。
ゴミ出しの曜日がわからず、家のなかがゴミだらけになってしまったという人もいます。
実家暮らしからそのまま結婚生活に入った男性は、洗濯や掃除などの細々とした家事の多さにウンザリし、離婚を後悔します。

また、家に帰ってもゆっくり休めないため、仕事にも集中できないという悪循環に陥る人もいるようです。
離婚後の生活が落ち着くまでに、時間のかかる男性は少なくありません。

離婚の後悔を解消するための対処方法まとめ

離婚直後は、もうこれでケンカをしなくて済むとホッとした人も、時間が経つにつれ、ある瞬間で、離婚を後悔し始めます。

なかには、私のわがままで離婚したので、後悔で夜も眠れないという人も。

ここでは、離婚の後悔をどのように解消したらいいのか、具体的な対処方法をまとめとして説明します。

離婚しなければよかった!ではなく離婚を前向きに考える

離婚し時間が経つと、結婚生活で悩んでいたことや辛い思い出は忘れてしまい、良かった思い出だけが残るために離婚を後悔することが多いようです。離婚しなければよかったと悩むようです。

このような場合は、私のわがままだったと考えず、離婚を決めた自分の判断を信じることがとても大切です。

もし離婚していなければ、今でも同じ悩みを抱え鬱々とした毎日を過ごしていたでしょう。DVなどがあった場合は、さらにひどい状況に追い込まれている可能性もあります。
離婚の原因が、元配偶者の不倫や浮気であれば、子どもにとって悪影響しかありません。

離婚した後は、ほとんどの人が同じような後悔に苛まれることを理解し、今離婚しなくても将来離婚していたはず、と考えを切り替えましょう。

離婚してやっと新たな生活を手に入れたのです。離婚しなければよかったではなく「自分の好きなように生きていこう」と、前向きに人生を再スタートすることに集中しましょう。

生活の基盤を固める

離婚した後は、経済的にも不安定な上でワンオペで育児もやらなければならず、心が落ち着かないために離婚を後悔しがちでし、離婚しなければよかったと思いがちなのです。

生活が安定すれば気持ちも安定し、離婚を前向きに捉えられるようになってきます。

もし経済的な不安があれば、しっかりとした仕事に就くなど、できることから問題解決に取り組みましょう。

一人で全てを抱え込むのではなく、可能であれば、友人や家族の助けを借りることも必要です。

元配偶者に離婚を後悔させる

離婚して新たな生活を手に入れたのですから、もう一度、女性として(男性として)自分磨きに力を入れることもよい方法です。

以前より素敵になった姿で「子供との幸せな写真」をSNSにアップすれば、相手が離婚をしなければよかったと後悔させることになるでしょう。

何より、前向きな気持ちで生き生きとしていれば、新たな出会いにも恵まれます。

できることを取り敢えずやってみる

子どもが小さいうちは考えられなくても、離婚後の長い人生を一人で生きていくことは寂しいものです。
婚活アプリやマッチングアプリを活用して、新たな出会いを探しましょう。再婚しなくても、話し相手がいれば、気持ちの上でもずいぶんと違うものです。

離婚後は、気分も落ち込みがちですが、全て時間が解決してくれます。忙しい毎日を過ごすうちに、離婚のこともいつの間にか考えなくなります。
若い頃を思い出して、家族や友人との時間をもう一度楽しみましょう。
美味しいものを食べに行ったり、新しい趣味を始めたりすれば、気分も変わります。

離婚して復縁したきっかけはないの?

どうしても復縁したいと望む人もいるのではないでしょうか。

ここでは、離婚して復縁したきっかけを考えるためにも、復縁するためにできることを例に挙げてまとめで説明します。

場合によっては復縁できる

お互いがなんとなく離婚を躊躇していた場合は、きっかけがあれば復縁できる可能性があると言われています。

しかし、このようなケースはごく稀であり、実際に復縁する人は決して多くはありません。

復縁するための方法①:手紙を書く

どうしても復縁したい場合に、きっかけとして、手紙を書くという方法があります。謝罪や後悔を伝えるときに、LINEなどのSNSより気持ちが込もっているように感じられます。

手紙なんて今更書けないという人も、復縁を望むのであれば、最低限の連絡は取っておくようにしましょう。

相手に、自分の存在を覚えておいてもらうことが何より大事です。

復縁するための方法②:子どもに手伝ってもらう

子どもが復縁を願っている場合は、きっかけとして、子どもに協力してもらいましょう。

離婚したものの、ほとんどの親は、子どもが片親であることをとても気にします。

子どもに「もう一度いっしょに暮らしたい」と言われれば、考え直す人も少なからずいます。

復縁するための方法③:性格の不一致なら自分自身を変える

離婚の一番の原因は、不倫や浮気ではなく性格の不一致です。

離婚した後にあらためて思い返すと、自分にも非があった、私のわがままだった、他にもきっかけがあったことがわかります。離婚に関しては、夫婦それぞれに責任があるのです。

一人になって自分の悪かった点を反省し、「自分の態度や至らなかった点を改善します」と性格の不一致に関することを相手に伝えてみましょう。

相手も同じように感じている場合は、復縁できる可能性があります。

復縁するための方法④:気持ちを整理し自分から正直に伝える

復縁するために一番大切なことは、自分が復縁を願っていると正直に伝えることです。

「これからもいっしょに生きていきたい、いっしょに年を取りたい」と素直に伝えてみましょう。
相手の気持ちに訴えることができるのは、やはり自分自身の誠実な言葉だけです。

場合によっては、両親にも協力してもらいましょう。親が介入することで、復縁できたケースもあります。

まとめ

今回は、離婚して気づいた事がある人、離婚しなければよかったと悩んでる人、自分から離婚し私のわがままで優しい夫と離婚したから残念、性格の不一致などで離婚で後悔している、そんなある瞬間向けのまとめ記事を解説しました。

離婚した後は、生活が不安定になるので、誰でも一度は離婚を後悔します。たとえ元配偶者によるDVがあったり、不倫に悩んでいたりしたとしてもです。

苦しい状況のなかで、自分はどうにかしようと努力したはずです。努力してもどうにもならず、離婚を選んだのではないでしょうか。
些細な理由で離婚したのではないことを思い出しましょう。
もし、結婚生活を続けていたとしても、同じことでケンカを繰り返し、同じ悩みを持ち続け、疲れ果てて同じ結果になっていたはずです。

離婚は、辛い選択です。しかし、過去を振り返らず、離婚を前向きに捉え「今」を充実させることが大切です。
いつか、離婚そのものが遠いものになり、思い出すこともなくなるでしょう。

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執筆・監修
服部 貞昭
ファイナンシャル・プランナー(CFP・日本FP協会認定)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
東京大学大学院 電子工学専攻修士課程修了
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