旦那が自分の事しか考えない!共通する特徴と妻にできる対処法
- 旦那が「今日は午後から出かけよう」って言ってきたのに、いざ出かける時に「疲れてきたからパス」と言い始めた
- 旦那が入った後のお風呂に入ろうとしたら、お湯がほとんど残っていなかった
- 旦那が家にいても携帯をいじっているか、テレビを見てるだけ。育児は都合のいい時だけ。
- 旦那は、掃除もしない上に、部屋を散らかす一方。
- 一緒に歩いていても、妻と子供を置いて1人でどんどん先に進んでしまう。
このような旦那さんの様々な自分勝手な行動に悩みを抱えている妻は多いのではないでしょうか。
自分の事以外全て他人事な旦那を見て、「本当に結婚してるんだよね…?」「家族のこと考えて行動しています?」と不安になってしまったという声もあるほどです。
そこでこの記事では、自分の要求や時間ばかりを大切にする、なんでも人のせいにする、自己中(Selfish)で自分の事しか考えない旦那の行動パターンと原因、その対処法について解説していきます。
目次
妻が気になる旦那の自分勝手な行動パターン5選
まずは、妻が旦那に対してイライラしてしまう、旦那の身勝手な行動パターンを5つ紹介します。
①育児は都合の良い時だけ!自分や子供への気遣いなし
自分の事しか考えない旦那は、自分のことが一番であるため周りへの気遣いができません。
たとえ同じ家に暮らしている家族が困っていたとしても、それに気づいて手助けをする…といったことはありません。
妻や子供に対する気遣いのなさの具体例としては、以下のようなものが挙げられます。
- 妻が朝の支度が忙しくて困っていても、自分のことだけしか準備しない
- 休日はずっとゲームをし、家事育児を放棄する
- 唯一のゴミ出し当番すら忘れる
- 子供が遊ぼうと言っても無視して、都合の良い時だけ育児する
このような自分勝手な振る舞いをし、なかなか家事育児を手伝ってくれない一方で、妻の家事のやり方に文句をつけてくる場合もあります。洗濯物の畳み方や食器のしまう位置など、その文句は様々です。
結果、「旦那に頼るくらいなら自分で全部やったほうが楽」と考え、妻が仕事と家事育児を両立する羽目になるのです。
②自分の要求ばかり!話し合いや意見交換ができない
自分の事しか考えない旦那とは、話し合いや意見交換がなかなかできません。
話し合いの場になると、逆ギレをするか開き直り、また自分の要求ばかりをとうとうと述べてしまい、なかなか問題が解決しません。また、自分の気持ち次第で怒ったり優しくしたり、冷静に話し合いをすることがとても難しいです。
このような旦那に対しては、日頃のストレスを相談することもできません。相談したとしても、「それくらい自分でなんとかしろよ」「疲れているから聞きたくない」など、突き放すような回答しか帰ってきません。
このように、話し合いや意見交換で関係を修復しようとしても、自分の事しか考えていない旦那は聞く耳を持たないのです。
そんな旦那の口癖には下記のようなものがあります。
- 本当にそれ必要?
- 意味不だよ。論理的に破綻してない?
- 結論がわからない。何が言いたいか全くわからない。
③自分の時間ばかり!家族がいても1人で行動する
自分の事しか考えない旦那は、常に自分のペースで行動します。
具体的には以下のような態度が挙げられます。
- 家族旅行に行っても、子供を置いて自分勝手に観光する
- 休日は1人でどこかに行ってしまう/部屋に閉じこもって出てこない
- 休日にショッピングモールに出かけても、一緒に歩かない。タバコを吸って待っているだけ
- 休日は自分の趣味だけに時間を費やす・自分の時間ばかり
- 一緒に歩いていても、先へ先へと一人で歩いてしまう
妻は結婚後、苗字の変更や妊娠・出産、子育てなど環境に合わせて自分を変えています。そんな妻とは対照的に、夫は結婚後も変わらず独身気分で自由に行動します。
このように、マイペースに自由な行動をする旦那に、妻はイライラを抱えることになります。
④なんでも人のせいにする旦那
自分の事しか考えない旦那は、何か問題が起こっても、なんでも人のせいにします。自分のことが大切であるため、周囲から自分を守ることに必死になっているのです。
そのため、自分で決めたことでさえも責められるのが嫌と考え、責任逃れする発言を多くする傾向にあります。また、自分が放った言葉に責任を持たないことも特徴です。
具体的には、以下のようななんでも人のせいにする発言が挙げられます。
- 「金がないのはお前のせい」
- 「俺が出世しないのはお前のせい」
- 「お前が選んだから失敗した」
- 「だから言ったじゃん!」
⑤無関心な態度
パートナーや家族の出来事や感情に対して無関心な態度を示すことがあるパターンです。重要なことに対して無反応であることで、愛情や関心の欠如を感じさせることがあります。
旦那が自分の事しか考えられない2つの大きな原因
では、なぜ旦那は自分の事しか考えることができないのでしょうか。
自分勝手な行動を繰り返してしまう2つの原因について解説していきます。
①育った家庭環境
育った家庭環境は、その人の人となりを形成します。
そのため、育った家庭環境によって「自分の事しか考えられない人」が出来上がってしまうのです。
自分勝手な人になりやすい家庭環境としては、①親に甘やかされていた場合、②親に厳しくされ過ぎて育った場合の2つが挙げられます。それぞれについて詳しく見ていきましょう。
親に甘やかされて育った場合
親に甘やかされて育った場合には、自己中心的な性格になりやすいです。
優しい母親像を妻にも求めてくる
欲しい物は一切合切なんでも買ってもらえた、欲しいだけお金がもらえた、どんな選択をしても両親の全面サポートが受けられたなど、甘やかされ方は様々あります。何をしても認めてもらい、応援されていたため、「自分本位で生きていてもみんなが許してくれる」と思ってしまいます。
こうして、誰にも悪いことを指摘されず、自分勝手に過ごしてきた結果「自分の事しか考えない人」が出来上がっているのです。
勉強を頑張ればなんでも与えてくれた母親像を妻に求めてくる
小学生時代の中学受験では、SAPIXや四谷大塚等の大手進学塾に通い、成績がよければ、親は何でもしてくれた幼少時代を過ごした経験を持っています。受験勉強中、お弁当を作ってくれた、体調管理をしてくれた、ほめてくれた、成績がよければ、母親は無償の愛をもって尽くしてくれたなどの、子供時代を過ごした人が少なくありません。
高校受験、大学受験、就職活動、すべてにおいて、頑張れば、母親は受け入れ、認めてくれ、許してくれました。
そういう人が結婚すると、「俺は仕事頑張っているんだから、母親のようにほめてくれ、受け入れてくれ、許してくれ」と考えるようになります。母親のような愛情を妻に求められても、困ってしまうのです。親子の関係と夫婦関係では全く違う事を理解していない旦那さんがいるのです。
親に厳しくされすぎて育った場合
一方、親に厳しくされすぎて育った場合にも同様に自己中心的な性格になりやすいです。
この場合には、親に甘えることができなかった反動から、「今までできなかったことを自由にやりたい」と考え、自己中心的な行動を取ってしまっているケースが多いです。また、親に自分のことをなかなか認めてもらえなかったため、「自分を見て欲しい」という気持ちが強いという場合もあります。
人と違った行動、つまりは自分の好きなように行動をして自分をアピールし、注目されようとしているのです。
②自己愛が強い
自己愛が強い人は、自分の事しか考えない傾向があります。
自分のことが好きすぎるあまり、自分が苦しいのは絶対に嫌と考え、自己中心的になってしまいます。
自己愛が強く、他人に興味がない人の特徴としては以下のようなものが挙げられます。
- 聞いてもないのに自慢話をしてくる
- 自分はなんでも手に入れられると思い込んでいる
- 自分は特別な存在だと思っている
- 今の妻があるのは、自分のおかげだと勘違いしている
自己愛が強い人の中には、過去に人に裏切られた経験があり、周囲の人を信用していないために自己愛が強いというケースもあります。「自分だけが正しく、信じられるのは自分だけ」と思い込んでしまっているのです。
自分勝手な旦那を懲らしめる方法
自己主張をする
自分の意見や感情を適切なタイミングでしっかりと伝えることが重要です。ただし、攻撃的にならず、相手の意見も尊重する姿勢を示すことが大切です。
境界を設定する
自己主張をしつつ、相手の自分勝手な要求や行動に対して適切な境界を設定しましょう。自分の利益や健康が損なわれることを防ぐために、必要ならNOを言うことも重要です。
距離を置く
自分勝手な態度が問題となる場合、一時的に距離を置くことも検討してみる価値があります。冷静になり、問題解決のための時間を持つことができます。
ただ、自分勝手な旦那を懲らしめても、事態がより悪化することもあります。懲らしめても効果がなければ、関係改善にむけて、うまく付き合う方法をさぐってみてもよいでしょう。
自己中心的な旦那とうまく付き合うための6つの対処法
「残念な人」として割り切る
自分勝手な旦那にいちいちイライラしているのでは、妻の側も疲れてしまいます。
「短気は損気」と、旦那のことを「残念な人」として割り切りましょう。
そうすることで、次第になぜ夫の行動にイライラしていたのか分からなくなり、イライラする時間が勿体無いと考えられるようになるはずです。
また、この考えは、夫に限らず身の回りにいる短気な人皆に対して共通して使える心構えです。短気な人が身の回りにいる際、ぜひ使ってみてください。
役割を決める
上で述べたように、自分の事しか考えない旦那は、なかなか気遣いをすることができません。
そこで、旦那からの自発的な家事や育児を期待するのではなく、話し合って「役割」を決めましょう。具体的には以下のような役割分担があります。
- ゴミ出しと洗濯物は旦那がやる
- ワイシャツは自分でアイロンをかける
- 月に2日は子供と遊びに行く
役割分担をする時に重要なことは、夫の役割を妻が一方的に決めないことです。妻が決めた役割を提案すると、自分の事しか考えられない夫は「押し付けられた」気分になり、気分を害してしまう可能性があります。
「〇〇と△△だったらどっちがいい?」と、夫に選択させる形で質問し、自身で選択した役割に責任をもたせるようにしましょう。
夫の発言を真に受けない
自分の事しか考えられない夫は、妻の気持ちを察することができません。
そのため、深く考えることなく、その場の自分の気持ちや感情を自分勝手に発しています。その言葉を一つ一つ真に受けていては、妻の方がもたなくなってしまいます。
夫が何を言ってきても、話半分で捉えるようにしましょう。そうすることで、気持ちを楽にすることができます。
また、言葉に対していちいち反応している場合には、それを旦那が面白がっているケースもあります。妻の側は、とにかく落ち着いて冷静を保って対応するようにしましょう。
とにかく褒める
自分勝手な旦那さんをとにかく褒めてみる方向に行ってみるのも良いでしょう。
少し大袈裟なくらいに褒めることで、承認欲求を満たすことができます。また、余計なことを言わずに相手を褒めておくことで、やり取りもスムーズにできるようになるでしょう。
具体的には、以下のような言葉が効果的です。
- 「さすが!」
- 「すごい!」
- 「私にはできなかった。頼りになるね」
- 「センスいいね」
- 「ありがとう」
これらの表現と、具体的な場面を組み合わせて褒めるようにしてみましょう。
旦那は、褒めてもらうことで自分を認めてもらえた気持ちが芽生え、徐々に優しさを返してくれるようになるでしょう。
旦那の行動データを分析する
旦那の行動を分析することも一つの方法です。
どのような時に自分勝手な行動をし、どのような時に機嫌がいいのかを分析しましょう。
行動のタイミングがわかるようになると、対策を立てることができるようになります。自分勝手な行動をする時には、褒める・話しかけないことを意識し、一方で、機嫌のいいタイミングでは、普段は伝えられない旦那の直して欲しいところを少しずつ伝える、といった方法です。
行動データを分析することで、自己中心的な行動も冷静に受け止められるようになるため、喧嘩になることも少なくなります。何をされたら心地よくて何をされたら嫌なのかを理解し、嫌がるポイントを避けて生活しましょう。
趣味を見つけてリフレッシュする
夫のことを棚に置いておいて、自分だけが楽しめる趣味を持つことも一つの対処法です。
自分が没頭できる趣味があれば、イライラする気持ちをリフレッシュすることができます。家にいて、嫌な気持ちにさせる相手と一緒にいるよりも気持ちも楽でいられるはずです。
妻が自分の趣味に没頭していれば、旦那は自分が相手にされないことに気がつき、機嫌を取ってくる可能性もあります。
妻が妻中心の生活をすることで、旦那も徐々に変化していくでしょう。
まとめ
今回は、自分の要求ばかり、自分の時間ばかり、育児は都合のいい時だけの自己中で自分勝手な旦那について解説しました。
自分の事しか考えられない旦那さんとうまく生活していくことは、疲れるし大変なことです。
しかし、少し考え方を変えてみたり、扱い方を変えてみたりすることで関係性がよくなる可能性もありますので、諦めずに対処してみましょう。
ぜひ、対処法を試して、楽しい夫婦生活をお過ごしください。