作った料理を食べない・ご飯にケチをつける旦那の心理と対処法

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  • 「せっかく料理をしても、夫が料理を食べてくれない!何を考えているの?」
  • 「夫にご飯についてケチをつけられるから、毎日の料理が苦痛…」

という悩みを抱えている妻は、決して少なくありません。

献立・メニューを考えて、材料を買い出しに行って、手間暇かけて完成した料理が、軽んじられたり食べられなかったりすることは、妻としては我慢できないことでしょう。

そこで、この記事では、料理に文句を言う夫の心理や、せっかく作ったのに食べてくれない男性の心情、夫にケチをつけられる原因やその対処法、また料理に不満を言われた時の正しい対応方法について、詳しく解説していきます。

夫が料理にケチをつける…!よく見られる文句や行動とは

味にケチをつける

夫が料理にケチをつける場合に、一番多く見られるのが味に対する文句です。

「美味しくない」と直球で文句を言ってくる場合もありますし、「味見した?」「これ、味付けした?」「調味料足した方がよくない?」など、暗に料理が美味しくないことを伝えてくる場合もあります。

また、「理想は(飲食店の名前)のような味なんだよな」「実家の味は〇〇なんだけどな」と、飲食店や実家の味と比較されることもあります。特に、実家の味との比較に腹を立てている妻は多いです。

このような夫の中には、妻が作った料理をあからさまに食べかけで残して、冷凍食品やカップラーメンを食べ始めるという失礼な行動をとる人もいます。

食材の選択に対する批判

「もっと新鮮な食材を使った方がいい」「高い食材を使わなくてもいいのに」など、食材の選択に対して批判的な意見を述べることがあります。

料理の量に対する不満

「もっとたくさん作っておけばよかったのに」「これだけじゃ足りない」など、料理の量に対して不満を持つことがあります。

自分の料理を持ち上げる

夫が自分の料理を持ち上げて、他の料理と比べて優れていると主張することがあります。

食べたくない・気分じゃないことを主張する

「〇〇を食べる気分じゃない」「見た目からして食べる気がしない」など、自分の今の気分で食べたくないことを主張してくる夫もいます。

これは、夫が自分の食の好みに固執していたり、食べたい時に食べたいものを食べるという生活を送っていたりした場合によく見られます。

具体的には、以下のような経験をした妻もいます。

  • 夕食にそうめんを出したら、「そうめんは昼に食べるもの」と言われ食べてくれなかった
  • メニューを聞かれて答えると、「今日はそういう気分じゃないから食べて帰る」と言われた

料理全体に文句を言う夫|モラハラ

料理に文句を言う夫はたくさんいますが、料理そのものに対してだけではなく、作る過程について文句を言われるケースもあります。

「努力が足りないね」「工夫が足りないね」「作り方が違う」など、上から目線でものを言います。「犬の食う飯かよ」という暴言を吐かれた妻もいるようです。

このような文句を言う夫は、モラハラ夫である可能性が高いです。

後者の場合には、料理と関係ないところまで飛び火し、「料理も作れない女は初めてだ、クズ、出て行け」など、罵詈雑言を浴びせられることもあります。

夫が料理にケチをつける6つの心理|せっかく作ったのに食べない理由とは

せっかく作ったのに食べないのは味・料理が口に合わないから?

料理をするのは基本的に妻ですから、料理の味付けは全体的に妻好みになります。

そのため、夫は食べ慣れているはずの料理と味が違うことにストレスを感じて、ケチをつけたり料理に手をつけなかったりするのです。

味噌に白味噌と赤味噌があるように、同じ料理でも、家庭や地域によって味付けは異なります。夫婦で出身地が異なる場合には特に、相手の味付けに馴染みがなく、口に合わないといった傾向が強く見られます。

また、自分は脂っこいものが好きだけど、妻の作る料理はヘルシーなものが多いなど、料理自体が好みに合わないというケースもあります。
実際に、本当に料理が口に合わずに1ヶ月で体重が10キロも落ちてしまった人もいるようです。

文句ではなく意見を言っている

世の中には、料理について意見して議論するのが当たり前という家庭もあります。そのような実家で育った夫であれば、当たり前のことして料理に対して意見(文句)を言います。

このような場合、妻は料理にケチをつけられているように感じられますが、夫としては正直に自分の思いを述べているだけあり、悪気はない可能性が高いです。

優しさ

料理を自分好みの味にできるように、優しさで意見を言っているケースもあります。
つまり、ダメ出しではなくアドバイスをしているのです。

この傾向は、仕事柄人にアドバイスすることが多い人に良く見られます。
部下や後輩にアドバイスをして状況がうまく運ぶことを、私生活にも反映させようと考えるのです。

このような場合も、妻としてはケチをつけられているように感じてしまいますが、夫は悪気なく言っている可能性が高いです。

モラハラ夫はせっかく作ったのに食べないことでストレスを発散

仕事のストレスなどを料理にケチをつけること、せっかく作ったのに食べないことで発散している人もいます。

この場合には、料理以外の様々な所にもケチをつけくる傾向が強いです。自己中心的な考えで、自分の考えや嗜好に反するものを許せない男性に多く見られます。

あまりにも理不尽な文句を言われている場合には、モラハラ夫の可能性もあります。料理についてこだわりや理想があるわけではなく、ただただ妻に文句が言いたいだけなのです。

もし、ご自身の夫にモラハラ夫の疑いがある場合には、ぜひ以下の記事を参照して確認してみてください。

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実家の味を美化している

実家のご飯を食べずにしばらくすると、実家で食べていたご飯がより美味しく感じる時があります。
そして、妻が作った料理を美化された実家の味と無意識に比較してしまいます。

その結果、「実家の味は美味しかったのになんで」と考え、物足りない妻の料理にケチをつけ始めます。

実家の味を美化してしまう男性とは裏腹に、妻側の意見としては、「実家の味と比較されるのが許せない」と感じている人は非常に多いです。

妻への不満の当てつけ

妻への日頃の不満の当てつけとして、料理にケチをつけたり食べなくなったりする人もいます。

特に多くみられるのが、夫婦喧嘩の最中です。

喧嘩の不満の当てつけとして、料理にケチをつける、食べないという選択をします。
実際に、夫婦喧嘩の後に夫が一切手料理を食べくなったという経験談も少なくありません。

妻のことが好きではない

好きではない人の作ったご飯に魅力を感じなくなり、妻の料理にケチをつけたり食べなくなったりするケースもあります。

もし夫が妻のことが好きで、妻を気遣える気持ちがあれば、自分のために一生懸命に作ってくれた料理を食べるはずです。

そのため、妻が作った料理にケチをつけたり食べなかったりすることは、妻への気持ちが冷めていることを暗に示していること可能性もあるのです。

料理にケチをつける・食べてくれない旦那への4つの対処法

諦めて夫の好きなようにさせる

料理にケチをつける・食べてくれない夫を説得して料理を食べさせるのには、労力が必要です。
妻が一生懸命作った料理のありがたみが分からない夫に料理を作り続ける必要はないでしょう。

まずは夫の好きなようにさせてみましょう。
外食やコンビニ弁当、ファストフードなど、偏った食事を続けていれば、体にも不調をきたしやすくなります。

まずは夫を放っておいて、自分から妻の料理を食べたいという意識が芽生えるまで気長に待ちましょう

夫に料理を作ってもらう

夫に料理を作ってもらうことも一つの対処法です。そうすることで、夫に料理の大変さを学んでもらうことができます。

料理を作ってもらうにあたり重要なことは、高い材料や出来合いのものを使わせないことです。通常の食事の予算で1から作ってもらうことで、妻が普段どれだけ考えながら料理をしているのかを体感してもらうことができます。

料理を作ってもらうことに慣れてきたら、少しずつ料理に携わってもらう日を増やしていきましょう。

夫の好みを質問する

料理の味にケチをつけられたり、食べる気分じゃないことを主張されたりする場合には、旦那さんが独自の料理へのこだわりを持っている可能性が高いです。

旦那好みの料理を作るためにも、旦那さんに直接、味付けや調理方法の好みを聞いてみましょう。

好みの味や調理法を再現することで、旦那さんからケチをつけられたり、残されたりすることを回避できるかもしれません。

離婚を視野に入れる

ご飯を食べてくれないという理由だけで離婚をすることは難しいですが、一生懸命作った料理にケチをつけられたり食べてくれなかったりすることが続くと、妻の精神的にも悪影響です。

上記の対処法を試しても効果がないような場合には、離婚を検討するのも一つの選択です。
ここまで読んでいただいた方でも、「さすがに離婚は…。」と思われるかもしれませんが、日々の食事という生活の一環でのストレスは想像以上に大きなものです。

特に、ケチをつけるのがモラハラによるものである場合には、迷わず離婚をすることをおすすめします。

まとめ

今回は、旦那がご飯食べない心理と料理にケチをつける旦那を解説しました。

せっかく旦那さんのことを考えて作った料理です。

ぜひ対処法を実践して、一緒に食事を楽しんでください。

日々の生活を円滑にストレスなく過ごすためにも、夫に改善を求めつつ、自分から改善できる点がないかも探してみましょう。

また、もし一切改善が見られず、相互に歩み寄ることも難しい場合は、離婚を視野に入れてみてもいいかもしれません。

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執筆・監修
服部 貞昭
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2級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
東京大学大学院 電子工学専攻修士課程修了
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