転勤族の妻のストレス|孤独や生き方のメンタル不安を解消するには

転勤族妻 生き方

夫の仕事の関係で頻繁に引っ越しをしなければならない「転勤族」。

仕事だから仕方ないとはいえ、何回も転勤が続くと妻の負担も大きいですし、辛いことでしょう。

引っ越し先で上手くいかなかったり、自分の生き方にメンタル不安を感じたりする人もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回は、友達もおらず孤独になりやすい転勤族の妻の悩みやうつ、辛いノイローゼなどを解消する方法をご紹介していきます。

つらい転勤族の妻の生き方で4つの重なるストレスと悩み

転勤族の妻の多くが生き方やメンタルについて、4つの似たような悩みを抱えています。
よくあげられる例を見てみましょう。

①引っ越しの準備が面倒・辛い

まず、転勤による引っ越しの準備が大変で辛いことです。

荷造りは勿論、引っ越し業者の手配・賃貸物件の確保・住民票や子どもの転校の手続きなど数多くの準備が必要です。

夫は仕事があるため手伝えないことも多く、妻がほとんど引き受けてやっているという家庭もあるようです。

また、引っ越しにあたって会社から費用が出ればまだいいですが、多かれ少なかれ出費がかさみます。

金銭的な負担も多く、考えなければならないことが山積みで気が休まりません。

②安定した生活ができない・キャリアプランが描けない

転勤の頻度が多いと一定の場所に住むことができないため、マイホームを買うことができません

賃貸物件は色々と制限もある中で、自由なマイホームを買うことが夢だった人としては残念な思いもあるでしょう。

また、共働きをしている妻の場合、仕事を辞めなければならないケースもあります。

数年で引っ越しをするとなると正社員で雇ってもらえるところも少なく、自分のキャリアプランを描くこともできず、諦めなければならなくなってしまいます。

③転勤先の把握が大変

地元や慣れ親しんできた地域であれば地図を見なくてもどこに何があるかわかりますし、気軽にでかけることもできます。

しかし、引っ越しをすればその地域にどんな店があるのか一から覚えなければなりません

特にかかりつけの病院の先生など、自分のことをよく知ってくれていた馴染みの人とは離れがたい気持ちもあります。

新しく行きつけの場所を探すために口コミを集めるのも一苦労で辛いです。

④孤独になりやすい・友達がいない・ノイローゼ

一番大きな悩みとしては、孤独で寂しい、うつやノイローゼになるという問題があげられます。

引っ越しをすれば実家や友人とも離れることになり、新天地には知り合いもいないため気軽に会える人がいません。

夫は職場で知り合いができるものの、特に子どもがいない妻となるとコミュニティを築ける場所も見つけにくく、友達がおらず孤独になってしまいます。

子どもがいる場合も同様で、我が子が転校先で新しい友達ができずに孤立してしまうといった懸念もあります。

単身赴任もひとつの手?メリット/デメリット

夫の転勤が決まった際、今の住処を離れることが嫌で単身赴任を検討する人もいるでしょう。
単身赴任にするか夫についていくのか、どちらがいいのでしょうか。

単身赴任のメリット・デメリット

単身赴任のメリットとしては、先述した悩みを抱えることがなくなることでしょう。
同じ場所に住み続けるため、誰かと離れ離れになったり、仕事をやめなければならなかったりといった心配もありません。

一方、デメリットとしてはお金がかかることが挙げられます。

自分たちが住む家と夫が住む家の2つの拠点を用意するため、家賃や水道光熱費など出費が多くなってしまいます。

また、夫が不摂生な生活を送っていないか、子どもが父親と離れて暮らすことに寂しさを感じていないかといった不安もあります。

単身赴任をしている最中に不倫されていた」というケースもあるので、妻としては夫婦関係も心配です。

夫婦でよく考えることが大切

単身赴任でも、ついていっても、どちらにせよメリット・デメリットの両方が存在します。

そのため、

  • 子どもの状況(寂しくないか、受験など進学をどうするか)
  • 家庭の状況(金銭的な余裕はどうか、親の介護などは大丈夫か)
  • 今後の人生設計(妻のキャリアをどうするか、マイホームはどうするか)

などを総合的に考慮しつつ、夫婦できちんと話し合って判断することが大切です。

転勤が嫌だ!ストレスを解消するためには?

夫についていく場合、転勤族の妻が引っ越し先で楽しく過ごすにはどうすればいいのでしょうか。
最後に、ストレス解消法についてご紹介していきます。

不満を溜め込まない

引っ越しをしてしまうと、自分が住んでいる地域で実際に人と会って話をするのは難しいかもしれません。

ただ、テレビ通話やLINEなどを通じて友人や家族と連絡を取ることはできます。
SNSなどを使って不満を吐き出すのもいいかもしれません。

直接人と会わずとも、間接的に愚痴を出してストレスを溜め込まないようにしましょう。

夫が頑張っているからといって自分も弱音を吐いてはいけないと思い込まず、辛くなったら誰かに相談することも大切です。

コミュニティに参加する

例えば地域のボランティアに参加してみたり、興味のある習い事を始めてみたりと、転勤先のコミュニティと接触することで知り合いを増やすことができます。

幼い子どもがいるのであれば、自治体のファミリーサポートセンターなど親子の集まりに参加してみてもいいでしょう。

最初は慣れずに緊張することもあるかもしれませんが、だんだんと人間関係も築いていけるはずです。

引っ越し先の情報を調べる

別の都道府県に引っ越しするような場合、その地元のことを調べて観光地や特産品をピックアップしてみるのはどうでしょうか。

休日に家族で遊びに行けば、良いリフレッシュにもなります。

今住んでいる場所では味わえなかった楽しさを見つけることで、転勤を前向きに捉えることができます。

転勤しても自分ができることを見つける・働く

住む場所が変わってもできるようなことに取り組むという方法もあります。

例えば、登録制の単発アルバイトや全国展開しているパート先を見つけて働いておけば、転勤してもあまり支障なく取り組むことができます。

また、資格が必要な仕事や在宅でできる仕事をすることで、雇い先が見つからないといった悩みを解消することができるでしょう。

イラストを描いたり小物を作ったりと、自分の趣味を活かした仕事を始めると意外と楽しく過ごせるかもしれません。

自分に甘くする

転勤前後は想像している以上に疲れ、ストレスも溜まりますし、メンタルもうつ状態になります。

そのため、上手く動けない日があったとしても自分を責めずにゆっくり休むようにしましょう。

たまには子どもを預けたり、家事代行サービスを活用したりしてもいいはずです。
無理をせず、自分を少し甘やかしつつ転勤に挑むようにしてみてください。

まとめ

以上、転勤族の妻の悩み、メンタルとその解消法でした。

転勤先は頼れる友達もおらず、孤独で寂しい思いをすることもあるでしょう。
最悪、鬱になってしまうこともあります。

そのようにならないためにも、転勤族で悩んでいる方は上記でご紹介した解消法を試してみてください。

また、転勤についていかずに単身赴任にするという手もあります。
家庭状況を踏まえ、夫婦でしっかり話し合って今後の生活を決めてみてはいかがでしょうか。

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弁護士ライター、起業経験のあるFP(ファイナンシャル・プランナー)、行政書士資格者を中心メンバーとして、今までに、離婚に関する記事を300以上作成(2022年1月時点)。
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