デキ婚とは|デキ婚する男・女の特徴や理由、印象をくわしく解説

監修
離婚弁護士相談Cafe編集部
弁護士ライター、起業経験のあるFP(ファイナンシャル・プランナー)、行政書士資格者を中心メンバーとして、今までに、離婚に関する記事を300以上作成(2022年1月時点)。
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妊娠してしまった後に結婚が決まると、一般的には「デキ婚」といわれます。これからの結婚生活を考えると、周囲の人がどのようにデキ婚を捉えているのか、またデキ婚をした人はどんな理由で結婚したのかが気になります。

そこで今回は、「デキ婚」について解説します。デキ婚の定義・理由から、デキ婚する男性・女性の特徴、デキ婚の本音、デキ婚で幸せな結婚生活を送る方法、についてご説明します。

デキ婚とは?デキ婚する理由

まずはデキ婚の定義、デキ婚する理由についてみていきましょう。

「デキ婚」「できちゃった婚」「授かり婚」

「デキ婚」とは、まさに子どもができたことがわかってから結婚をすることを指します。似たような言葉として、「できちゃった婚」や「授かり婚」という言葉がありますが、大きな違いはありません。時代が変わるにつれ、呼び方が変わっているだけです。

「デキ婚」と「授かり婚」は妊娠する前から結婚に同意していたかどうかに違いがあるという指摘もありますが、一般的には分け隔てなく使われており、定義は曖昧です。あえて言えば、「授かり婚」の方が呼び方として丁寧な印象を受ける点が異なるでしょう。

デキ婚は減少傾向

日本では、結婚前の妊娠や婚前交渉は許されないという時代もありましたが、社会は大きく変わり家族の始め方は多様化しています。実際の「デキ婚」の数は平成14年にピークを迎え減少傾向にあります。

国の統計では、平成14年における第一子のデキ婚の割合(嫡出第1子出生数に結婚期間が妊娠期間より短い出生が占める割合)は、27.9%でしたが、令和元年は18.4%となっており、10%も減少しています。第一子の代替1/5程度はデキ婚による出生ということになります。

なぜデキ婚してしまうのか?

デキ婚はなぜ起きるのでしょうか? 実際にデキ婚した方々にお話を聞いてみると、以下のような理由が挙がっています。

  • そのうち結婚するつもりだったので避妊しなかった
  • 子どもができないと思っていたので避妊しなかった
  • 避妊に失敗した
  • 性交渉に対する認識不足だった

長く付き合っているカップルの場合、結婚のタイミングを逃してしまうことがあります。お互いに結婚しようという認識はあるものの、プロポーズもなく最終的な結婚になかなか進めなかったという場合、「妊娠が良いきっかけ」となり結婚を決断するカップルがいるのです。

結婚自体は元々するつもりだったため「積極的に避妊をしなかった」というのがデキ婚の理由となります。

また「子どもができない」と医師に宣告されていたため、避妊しなかったというケースもあります。予想外に子どもができたというケースですが、良いお付き合いをしている相手であれば問題ありませんね。

さらに「避妊に失敗した」というケースもあります。避妊をしていても100%妊娠しない保障はありません。また若い世代、特に10代の場合は避妊の認識が甘い、間違った避妊の知識を実践しているケースもあります。この場合に、子どもができてしまい結婚の決断をするカップルがいるようです。

このように、「子どもができてもよかった」という認識の方もいれば、予想外にできてしまったという人もいます。

デキ婚する男性・女性の特徴

デキ婚する男性、女性に共通点や特徴はあるのでしょうか? 実際に統計が取られたわけではありませんが、世間一般的なイメージからは、以下のような特徴を挙げることができます

  • 年齢が若い
  • 計画性がない
  • 一定の年齢以上の場合は策略家

デキ婚する人は「年齢が若い」という印象があるようです。実際に、先に取り上げた国の統計を見てみると令和元年の年齢別では、15-19歳の第一子出産において8割、25歳から29歳においては6割がデキ婚です。デキ婚をした人の年齢が若いというイメージは当たっているようです。

また男女ともに計画性がないイメージもあるようです。やはり偶発的に子どもを作ってしまった結果から、普段もあまり物事を深く考えず、流れに身を任せるタイプなのかなという印象を持ってしまうようです。

30代以上でデキ婚をした方や子どもがどうしても欲しかったという女性の場合は「策略家」という指摘もあります。長く付き合ったカップルなど、きっかけを掴むために子どもを作って結婚した方がいるからのようですが、デキ婚は年齢に伴い計画的に利用されることがあるようです。

以上が、デキ婚する男性・女性の特徴です。「策略家」という点以外は、特に男女の差はないようです。

デキ婚の本音|デキ婚に後悔する?世間のイメージ

次に、デキ婚当事者の本音と世間のイメージについて見ていきましょう。

デキ婚の悪い本音・良い本音

デキ婚するカップルは一定数いるものの減少傾向にあり、若いカップルが多いという特徴があります。では、デキ婚した当事者は実際のところ結婚をどう思っているのでしょうか?デキ婚の本音の多くは、以下にまとめることができます。

  • 恋人同士の時間が少ない
  • 経済的に苦労した
  • 生まれた子どもが可愛い

まず、上記のように悪い点としてよく指摘されているのが「恋人同士の時間がすくなかった」ということです。予想外に子どもができてしまうため、恋人としての時間はどうしても少なくなってしまいます。子どもが生まれたら子育てに忙しくなり、恋人ではなく親として、夫婦として生活しなければいけません。このギャップに苦しむ方は多いようです。

また経済面の苦労もあります。若くして結婚する夫婦には貯金がなく収入も低いことが多く、生活は苦しくなります。10代の結婚の場合は、男性は仕事探しから始めたというケースも少なくなく、生活を安定させるのに時間がかかったという意見もあります。年齢が若いカップルがデキ婚をすると経済面は特に苦労するようです。

最後に良い本音としては、「子どもが可愛い」というものが多くありました。夫婦2人の時間はなかなか作れないし、生活も大変ですが、子どもの笑顔や成長をみると、デキ婚してよかったと思うそうです。親にしてくれた子どもや配偶者に感謝しているという意見もありました。

デキ婚に対する世間の印象は?

苦労はするものの、結婚してよかったというデキ婚カップルも少なくありません。しかし、世間のイメージはどうでしょうか? 一般的にネガティブな印象が強いといわれていますが、実際に以下のような印象があるようです。

  • 離婚しそう
  • 軽率な行動
  • 子どもを育てていけるのか心配

「離婚しそう」というイメージを持つ方は多いです。若いカップルでデキ婚した場合に、夫婦と子供3人で生活をしていくのは実際に大変ですから、周囲は「離婚しそうだな」という印象を持ってしまうようです。

また結婚せずに子どもを作ったことに対し「軽率な行動だ」というイメージを持つ方もいます。確かに、子どもには親としての重い責任が伴いますし、これを計画性なく決断したのであれば、このような印象になってしまうのも仕方ないかもしれません。特に年配の方は、「結婚前に子どもを作るなんて」という悪いイメージを持っている方は多いようです。

また悪いイメージというよりは心配してみているという人もいます。子どもを育てるのは大変なことですので、若いカップルの場合は「大丈夫かな?」と心配の眼差しで見てしまうことがあります。

このように、デキ婚に対する世間的なイメージは決して良いものではありません。もっとも、生活や子育てを心配して厳しい意見をする方もいます。生活して、きちんと子どもを育てていれば、世間のイメージは関係ありません。ここはあまり気にしないようにしましょう。

デキ婚は離婚が多い…?デキ婚で幸せな結婚生活を送る方法

最後にデキ婚の離婚率、デキ婚で幸せな結婚生活を送る方法についてご説明します。

デキ婚は離婚が多いって本当?

デキ婚の場合、子どもができる前から「結婚しても良い」と考えていたケースを除き、予想外の妊娠・結婚となります。この場合は、夫婦それぞれが必ずしも本当に望んでした結婚ではないこともあり、残念ながら離婚に至る夫婦もいます。

先にあげた「デキ婚の本音」でも、恋人の時間が少なかったことが悪い本音として挙げられていましたが、この気持ちが強いと「もっと外で遊びたい」という気持ちにつながり、浮気の原因にもなり得ます。特に若いカップルの場合は、精神的にも未熟であることから男性側が家に帰ってこなくなるケースもあるようです。

また相手との交際期間も短い間に子どもができてしまうと相手がどのような人なのかを見極める前に結婚することになります。そうすると、「思っていたような人ではなかった」「子ども以外に共通点がない」「子育てに協力的でない」など予想外の問題が出てきます。

実際のデキ婚したカップルの離婚率はわかりませんが、若くして結婚したカップルはやはり離婚数も多いといわれています。従って、若いカップルで交際期間も短いままデキ婚した場合は離婚の危険があると考えるべきかもしれません。

デキ婚で幸せな結婚生活を送る方法

「デキ婚は離婚が多い」という一般的認識があったとしても、実際にそうなるとは限りません。デキ婚した上で、幸せな夫婦もいます。幸せな結婚生活を作るためには、以下に気をつけましょう。

  • 小さくても良いので結婚式をする
  • 夫婦の時間を作る

デキ婚の場合は結婚式をしないカップルも多いですが、出産後でも良いのできちんと式をしておくべきです。というのも、結婚式をすることで結婚生活と子育てに対し責任を持つことを自覚できるからです。一種のケジメとしても重要です。難しい場合は結婚写真を撮るだけでもおすすめします。夫婦の記念にもなりますよ。

またたまには子どもを預けて夫婦だけの時間を作りましょう。恋人同士の時間を確保することでお互いのことをよく知り、良い夫婦関係を築くことができます。子育てのリフレッシュにもなるので、おすすめです。

まとめ

デキ婚は予想外の結果であることが多く、生活面で苦労する方は多いです。

しかし、子どもの笑顔や成長を実感することで幸せに暮らす夫婦もたくさんいます。デキ婚に対する世間のイメージに負けずに、楽しい結婚生活を送りましょう。

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