産後クライシスになりやすい人とその乗り越え方・過ごし方まとめ
今回は産後クライシスやガルガル期になりやすい人、妻の特徴、症状チェック、産後クライシスによる離婚などを解説します。[続きを読む]
出産の前と後では、生活リズムや考え方が大きく変わることがあります。
そのため、出産前にできていたことができなくなってしまうなどして、気持ちが落ち込んでしまうこともあるようです。
また、妊娠してから出産までの時間をどう使うかによって、子どもが生まれた後の生活に良くも悪くも影響を及ぼすことがあります。
そこで今回は、出産前に夫婦でしておけばよかったこと、しておきたいことについて解説していきます。
目次
出産前後において、特に以下の2点で生活が大きく変わるといわれています。
一つ目に、夫婦の時間が減ることです。
赤ちゃんが生まれれば、当然世話のためにも子どもを優先することが多くなります。
それによって夫婦二人きりで過ごす時間が減り、以前していたことができなくなるということも起こるでしょう。
また、子ども中心の生活へと移行するため、劇場といった長時間静かにしていないといけない場所には行きにくくなるかもしれません。
子どもが成長した後も、運動会や合唱コンクールといった行事が重なってくるため、自然と自分たちの予定よりも子どもの用事を優先するようになります。
二つ目に、産後クライシスが起きる可能性です。
先述したように、夫婦での時間が減ることによってコミュニケーションが不足し、考え方や価値感が合わなくなってしまうことがあります。
また、子育ての疲れも相まって喧嘩が多くなり、夫婦仲が険悪になってしまうケースもあるようです。
もっとも、親としての自覚が生じて良い方向に変化することもあります。
しかし、悪い方向に変わってしまう可能性があることも頭にいれておくようにしましょう。
上記のように、出産前後は夫婦にとって大きな変わり目のひとつといえます。
それでは、出産後に後悔しないようにやっておくべきこととはどんなものがあるのでしょうか。
ここからは、特に夫婦でしておいた方がいいことを5つご紹介していきます。
まず、マタニティ日記やマタニティフォトといった妊娠中の記録をつけることです。
マタニティフォトの場合、自宅で夫に撮ってもらうのもいいですが、プロに頼むことで特別な一枚にするのもおすすめです。
出産後は、その写真を見返すことで「こんなに子どもが生まれることを楽しみにしていたんだ」ということを再認識することができますし、夫婦二人で過ごしたときの思い出としても残すことができます。
出産後、産後クライシスや産後うつを回避するためには、事前にそれらの知識を身に着けて互いの意見交換をこまめにすることが大切です。
そのため、定期的に夫婦水入らずの時間を作り、会話をすることを心がけましょう。
また、家事・育児の分担ができるよう事前に夫に家事の練習をしてもらったり、育児方針を決めておいたりすることで、産後スムーズに子育てに専念することができるでしょう。
出産後はしばらく長時間遊びに行ったり旅行したりすることができません。
そこで、安産祈願なども兼ねて国内旅行などを楽しんでおくのもいいかもしれません。
泊りがけで出かけることによって、夫婦の思い出を作るだけでなく、会話する時間を設けたり親になることを実感したりすることができます。
ただ、妊娠中は常にリスクがあり何が起きるかわかりません。
身体には十分に注意して遊びにいくようにしてください。
出産前までに、幼い子どもがいると訪れにくくなる場所にも行っておくようにしましょう。
例えば、高級レストランやカウンター席のラーメン屋といった外食、映画館・美術館・クラシックコンサートなど静かにしていなければいけないところには、赤ちゃんはなかなか連れていくことができません。
しかし、映画鑑賞や美術鑑賞が自分の趣味であるという人も当然いらっしゃるでしょう。
そのような人は、出産前の動ける間に思いっきり楽しんでおくようにしてください。
例えば、赤ちゃん用品の購入や陣痛が来たときの手配など、出産に備えて準備を進めておくことも忘れないようにしましょう。
両親教室に行って育児について勉強する、保育園や公園などの情報収集をしておくなど、事前に行動しておくと後々楽になります。
また、子どもが生まれると想像以上に物が増え、部屋が狭くなります。
そのため、角があって危ない家具をどかしたり、子ども用品がおけるスペースを確保したりと部屋の整理整頓をすることもおすすめです。
出産後は忙しくなるかもしれませんので、お互いの気持ちを伝え合う時間を持つことも大切です。
妊娠中のお母さんにはリラックスできるマッサージやスパの施設がありますので、リラックスした時間を過ごすのも良いですね。
以上、出産前に夫婦でしたいことでした。
出産後はしばらくバタバタと忙しい時期が続きます。
慣れない育児に負われて体力を消耗したり、ストレスが溜まったりすることも多いでしょう。
そのため、出産前にできることを進めておいたり、やっておきたいことはしっかり消化しておくようにしましょう。
妊娠中に良い思い出を沢山作っておくことで、出産後も明るく生活することができるのではないでしょうか。