旦那が無職!|働かない夫の心理と働く気にさせる2つの対処法

- 「旦那は昔は優しい男性で、仕事もしっかりしていたのに今では無職」
- 「夫が心の病を患ってしまい、働く気力を失ってしまった」
という悩みを持っている方も最近は多いのではないでしょうか?。
仕事がないだけならまだしも、貯金なし、もう働きたくない等と言っていると、妻としては不安になります。
しかし悩んでばかりいても、経済的な事情は悪くなっていくばかりです。この状況をどうしたら変えれるのかと素朴な疑問も出てくるかと思います。
そこで今回は働かない夫の心理と仕事がない貯金なし無職夫への特徴、対処法についてご紹介いたします。
目次
働かない旦那の特徴・心理は?
会社に勤めているとさまざまなストレスを受けます。
以下3点が主に働かなくなる心理と言えます。
- 1.そもそもなぜ働かなくてはならないのか
- 2.生活に刺激もなく楽すぎる
- 3.囚われてしまいがちな完璧主義
このような状況は長い人生の間、どのような夫にも訪れがちです。それぞれ働かない旦那の特徴を詳しく見ていきましょう。
そもそもなぜ働かなくてはならないのかという疑問
一番多いかもしれない心の状態として「まず働くことが幸せだと思えない」という心理があります。
会社のために自分の時間や労力を犠牲にするよりも、自分の趣味のために時間を使いたいと考えます。もしくはもっと無気力な場合はなにもせずダラダラと過ごします。
これは、親に甘えることのできることが多い10~20代に多い心理でもあります。ただ最近は30代以上でもこの心理状態となって仕事をしなくなるケースも多いです。
特に親からの援助を受けていたり、妻が働いていたりすると自分が働かなくても生活ができるので危機感を持つこともありません。
生活に刺激もなく楽すぎる
2つ目は楽な生活に慣れてしまったことです。妻も正社員でそれなりの収入を得られる人が多い30~40代によく見られます。
妻が高給取りで自分が働かなくても生活していけると、自分が働かなくても生きていけると思ってしまうのです。
また別のパターンとしては、妻が専業主婦の場合でもある意味楽な生活は実現します。たとえば周りに便利な電化製品(最近だとスマートフォンなど)、電気水ガス通信、そして近くにコンビニなどある程度便利なものがそろっているだけでも楽だと思ってしまう人もいます。
多くの人は1度でも楽な生活をしてしまうと、厳しい社会の中でがんばろうという気持ちが薄れてしまうというわけです。
囚われてしまいがちな完璧主義
そして、3つ目は妥協ができないという心理です。
これは、これまでの実績があり自分の仕事に自信を持っている50~60代に多く見られます。プライドが高いので、自分の納得できる仕事しかしたくないと考えてしまいます。
自分の力が発揮できると思える環境がないと何もしない方がましだと考える事が多いです。こういった点は働かない旦那の特徴とも言えるでしょう。
無職夫は鬱・ギャンブル・ゲームをする
また働かない夫に普段はどんなことをしがちなのでしょうか。
例えば、無職夫に限りませんが「ギャンブルにハマっている」「ゲームが好きで1日中ゲームをしている」など、何かに夢中になっていることが多いかと思います。
また、テレビなど何も考えずにできることが好きで、そのわりには家事をするわけでもない人もいます。自分の好きなように生活することに慣れて、就職先を探すつもりもないという夫もいます。
上記のように家でダラダラしながら、鬱で働く意欲を持てなくなっている場合もあり、ある日突然働けなくなるというケースは少なくありません。
生活保護も考える。妻への負担をどう考えるか
夫が働かないことで、負担になるのが「金銭面」です。
仮に親の遺産などがあったとしても、一生働かなくても生きていける程の金額があることはまれです。また、妻の収入があるとしても、子どもが大きくなるにつれて必要な金額は増えてくるのでゆとりある生活はできません。
どうしても難しい場合は、生活保護の受給を考える必要が出てきます。詳しくは「生活保護を考えている方必見!車や医療費、家賃のこと 」の記事もあわせて後ほどご参照ください。
また金銭面だけではなく「精神面」での負担も大きいものです。妻は働いてほしいのに、無職で仕事を探そうともしない夫を毎日見ることは精神的な負担になります。最悪の場合、妻の方が鬱になってしまう可能性もあるのです。
妻は何をすればよいか。働かせるためにできること
働くつもりのない無職夫に働いてもらうためには、妻が行動を起こさなければいけません。
例えば、鬱や精神的に弱ってしまい働けない場合、まずは一緒に夫婦カウンセリングを受けてみることをオススメ致します。心理カウンセラーや心療内科で相談をすれば、すぐいきなりとは言えずとも、改善の糸口は見えてくる可能性があります。
「いつかは働く」と言いながら時間ばかりが過ぎている場合、一緒にハローワークに行ったり求人情報を見るという手もあります。
妻が一緒に探すことで「夫が無職でも、妻もがんばっているのだから夫である自分がしっかりしなければ!」と気持ちを入れ替える可能性があるのです。
ただし、どちらの場合も無理やり行動してはいけません。夫の気持ちを考慮せずに強引に行動してしまうと、プレッシャーに感じて余計逃げてしまう夫もいます。ようすを見ながらゆっくりと進める必要があります。
夫の収入が心配・・・働いてもらうための対処法はある?
夫がなかなか働かないときは、本当にこのまま働かないつもりなのか見極めましょう。
過酷な仕事を辞めたばかりの場合の対処法とは?
過酷な仕事をやめたばかりで、夫が少しゆっくりしたいというならば、しばらく休んだあとで新しい仕事を探す可能性が高いです。この場合は、しばらく見守ってあげてください。
1年~2年無職の場合の対処法とは?
働く気はあると言いながら1年も2年もたっているのなら、ほぼ働く気はないでしょう。こちらの場合は、妻が何かしらアクションを起こさなければ、変わりません。
1人で抱え込まずに、思い切って夫の両親に相談してみてください。自分達の息子が働かずに家族を苦しめているとわかれば、きっと力になってくれるはずです。
もし、それでも変わらない場合は、妻が働いて養うか離婚して自立するしかありません。仮に、満足できる収入がなくても、無職でも一緒にいたいと思えるなら妻が正社員になって養いましょう。
逆に、働かない夫の面倒まで見るなんて考えられないという場合は離婚という選択になります。中には、離婚届を突き付けられることで現実を受け入れ、本気で職探しを始める夫もいます。
いつまでも1人で我慢しないで
愛し合って夫婦になった相手なので、自分が我慢すれば何とかなると思っている妻は少なくありません。それが、本当に一時的なもので、しばらくしたらまた働いてくれるなら問題はないでしょう。
しかし、いつまでたっても無職で働くようすがない場合、金銭的にも精神的にも妻に大きな負担がかかります。働かない夫の心理を把握し、無理なくできる対処法から始めてみてください。
1人で悩みを抱え込まないことも大切です。周りの人にも相談し、できることをやりつくしても変わらない場合は、自立するという選択もあります。