岡山県の離婚問題に強い【おすすめ】の弁護士

岡山県の統計上の離婚数

岡山県の人口動態統計によると、令和元年（2019年）の岡山県の離婚件数は3,064件となっています。

また、人口からの割合で見る離婚率は1.64であり、全国平均の1.69と比べると少しだけ小さい値を取っています。
このことから、岡山県は相対的に離婚が少ない地域であるということができます。

離婚と慰謝料請求

不倫や浮気・DV・セックスレスなど、相手方配偶者に原因があって離婚する場合、慰謝料を請求したいと考える人もいらっしゃるかと思います。

慰謝料は自分が受けた精神的苦痛に合わせて支払ってもらうものです。
そのため、明確に金額が決まっているわけではありません。

特に協議離婚など、本人たちの間で話し合う場合には合意があれば額はいくらにしても問題ありません。

ただ、裁判に移行した場合には、裁判官がケースバイケースで判断を行います。
金額を決める際に判断材料となる項目は、以下の通りです。

• 離婚原因となった行為（不倫・DV等）の回数・期間
• 年収・社会的地位
• 離婚原因となった行為の程度（被害の大きさ）
• 離婚に至る経緯
• 子どもの有無・年齢
• 婚姻期間
• 精神的苦痛の度合
• 請求者の帰責性
  など

このように、様々なことを考慮して判断されます。
これに基づいておおよその相場を挙げると、以下のようになります。

• 浮気や不倫などの不貞行為が原因で離婚に至った場合…100〜500万円
• セックスレスが原因で離婚に至った場合…50～100万円
• 家庭内暴力（DV）が原因で離婚に至った場合…50～300万円
• 悪意の遺棄が原因で離婚に至った場合…50〜300万円

ただ、先ほど述べた通り、慰謝料は案件によって変化します。
特殊な事情があればこの相場よりも低くなることも高くなることもありますので、あくまで目安として頭に入れておいてください。

なお、慰謝料を請求するには時効があります。
基本的に離婚が成立してから3年間を過ぎると請求できなくなってしまうため、注意してください。

岡山県の家庭裁判所一覧

調停や審判など、離婚に関する裁判手続きをする場合は家庭裁判所で行います。

岡山県にある家庭裁判所は以下の通りです。
夫婦関係調整（離婚）調停や離婚訴訟等の際にご活用ください。

岡山県でDVを相談できる場所

近年ではコロナ禍の影響もあり、家庭内暴力が増えていると言われています。
DVが原因で離婚を検討している方もいらっしゃるでしょう。

ただ、DVは慎重に相手と話し合いを進めないとときに悪化したり心身に危険が迫ったりする恐れもあります。

そのため、もしDVによる離婚を考えているのであれば専門機関に相談してシェルターなども活用しつつ、離婚の準備を進めてみてください。