旦那の浮気が発覚どうする?妻が取るべきその後の対応を解説

dannna uwaki sonogo

旦那が浮気・不倫をしていたことが発覚したとき、その後はどのように接していけばよいのでしょうか、普通どうするのでしょうか。

浮気された妻は、「また旦那に浮気されるのでは…」と旦那の浮気を疑い続けてしまうのは当然のことです。

これからの望む人生が夫婦関係の「修復」であるのか「離婚」であるのか、それをすぐに決断する必要はありません。浮気発覚後の夫の態度や、自分自身の心の変化を受け止め、自分にとって良い選択をしていきましょう。

この記事では、浮気されてしまったときに取るべき妻の対応を紹介していきます。

離婚を考えている人も関係の修復を望んでいる人も、ぜひこの記事を参考にして、どうするか気持ちの整理について考えてみましょう。

旦那の浮気が発覚どうする?浮気発覚後の夫との接し方

浮気を見つけたら、まずは気持ちを落ち着かせる

旦那の浮気発覚後は、旦那の裏切りにショックや怒りを覚えたり、動揺したりするのは当然です。

しかし、パニックの状態で夫婦の将来を考えることは、後々後悔をする選択をしたり、今後の離婚や夫婦関係改善を難しくしたりしてしまう危険性が高いす。旦那や浮気相手に怒鳴り散らしたくなる気持ちをグッとこらえて、気持ちを落ち着かせましょう。

どうするかというと、泣く、大声を出す、感情を言葉にするなど、気持ちを落ち着かせる方法は様々なものがあります。

両親や友人などに話を聞いてもらうのも良いでしょう。実際に自分の感情を言葉にすることで、気持ちと頭の整理がつきやすくなるはずです。

夫の浮気した理由や言い訳に耳を傾ける

自分の気持ちが落ち着き、夫の言い分に耳が傾けられるようになったら、夫の話を冷静に最後まで聞いてみましょう。

浮気・不倫された側からすると、「浮気夫の言い分なんて聞きたくない!」と思ってしまうかもしれませんが、夫にも夫なりの思いや不倫に走ってしまった理由、考えがあります。

実際に、不倫に走ってしまった理由を話し、それを改善したことで夫婦関係の再構築に成功した事例もあります。

「最後まで聞くから全て話して」と穏やかな前置きをして、夫が冷静に自分の気持ちを伝えられる環境を作りましょう。離婚するかどうかの判断はその後でも遅くはないでしょう。
また、夫が話している最中は、「なんで?」「どうして?どうするの?」といった質問はせず、聞くに徹することをお勧めします。

浮気された上で、まだ夫のことを好きかどうか考える

気持ちも落ち着き、夫の言い分も理解したところで、最後にやるべきことは自分の素直な気持ちの確認です。
これは、夫婦の将来を考える上で重要なポイントになってきます。

不倫されてしまったけど旦那のことが好きという気持ちが少しでも残っている場合には、再構築を頑張ることができます。
一方で、旦那への気持ちが一切残っていない状態で再構築をするのは非常に難しいことです。

時間をかけてしっかりと自分の気持ちと向き合い、夫に対してどのような感情を抱いているのかを確認しましょう。

ここから先は、再構築と離婚とそれぞれに応じて解説します。
再構築を考えている人はすぐ下を、離婚を考えている人は「旦那の浮気後に離婚したい場合に妻が取るべき4つの対応」からお読みいただき、ぜひご自身の気持ちに沿った対処法を実践してみてください。

旦那の浮気後に関係を再構築するには…?妻ができる4つのこと

夫婦の関係を再構築することは、辛い記憶や過去の幸せだった頃の思い出が蘇り、複雑な思いが交錯することから、精神的に苦しくなるかもしれません。

浮気発覚後の夫との接し方に悩む方は少なくないでしょう。

しかし、再構築をしようと決意したからには、一度旦那に抱いてしまった不信感を拭い去り、元のような関係を築いていきたいところです。

時間と根気が必要な再構築ですが、ぜひこれから紹介する4つの方法を実践して、無理なく関係を修復していきましょう。

お互いの気持ちをしっかりと伝える

関係を再構築したいと考えたときに一番重要なことが、話し合いの場を設けてお互いの気持ちを伝え合うことです。

「〇〇なことが辛かった」「〇〇を我慢していた」など、自分の気持ちを正直に伝えましょう。そして、相手の話もしっかりと聞き、受け入れることが大事です。

話し合いをする際は、落ち着いたカフェやレストランなど、2人きりの空間ではない場所を選びましょう。2人きりの空間で話し合うことは、お互いが感情的になって話し合いが成立しなくなってしまう可能性が高いです。

また、長時間の話し合いはお互いの考えがまとまらず逆効果になります。1日2時間程度話したら今日の話し合いは終了、といった姿勢で話し合いに臨むのが理想的です。

焦らず少しずつ関係を修復していきましょう。

再構築時は浮気の話題には触れない

一度浮気をされてしまうと、今後も浮気されてしまうのでは…と疑心暗鬼になってしまうのは仕方のないことです。

しかし、このような心情から不倫の話を持ち出して、相手を責めるような態度を取ることは互いに嫌な気持ちになるだけです。相手も再構築に向けて努力している場合には、過去の話を掘り返すことはマイナスにしかなりません。

浮気・不倫のことを思い出してしまって辛いのはわかりますが、10年20年後により良い関係を築くためにも、今浮気の話を持ち出すことはグッとこらえて、自分でストレスを発散するようにしましょう。

ストレス発散方法には、以下のようなものがあります。

  • 友達とランチに行く
  • 趣味に没頭する
  • 旅行に行く

ぜひ、ご自身に合ったストレス発散方法を見つけてみてください。

お互いのスケジュールを公表する

お互いのスケジュールを共有しておくことも、浮気・不倫後の関係再構築に向けた一歩になります。

浮気後しばらくは、相手への信頼が揺らいでいる状況が続いてしまいます。そこで、スケジュールを把握することで、「また浮気される」という不安を軽減することができます。

帰宅が遅くなるときは連絡、週末の予定を知らせるなどのルールを作ることも効果的です。

万が一相手に断られても、信頼関係を取り戻すためにスケジュールの共有が必要である旨をしっかり伝えるようにしましょう。本気で再構築をしようと考えている夫なら、きっと妻の要求に応じてくれるはずです。

夫婦関係・スキンシップを図る

夫婦間のコミュニケーションや夫婦関係、スキンシップ不足により、不倫に発展してしまうケースは非常に多いです。夫婦生活が長くなるにつれて、スキンシップを拒む人が増えているためです。

再構築を図るうえでは、夫婦間のコミュニケーションやスキンシップの時間を大切にすることは非常に重要なことです。

最初は、一緒に同じ時間を過ごすことから始め、徐々にスキンシップを増やしていきましょう。「おはよう」や「おかえり」といった簡単な挨拶でも、ギクシャクしている夫婦関係はかなり変わります。

また、日常的に笑顔で感謝を伝えることも、距離を縮めることに繋がります。

専門家の支援

カウンセラーやセラピストのサポートを受けることも検討してみてください。

専門家は感情的な問題を冷静に分析し、解決策を提案する手助けをしてくれます。

新たな出発

過去の問題を振り返りながらも、新たな出発を考えることも大切です。

過去の出来事を受け入れ、前向きな未来を築くことが関係の再構築に繋がるでしょう。

旦那の浮気後のその後|離婚したい場合に妻が取るべき4つの対応

旦那の不倫が発覚して、それが原因で離婚を考える人は多いでしょう。

たくさん悩んで考えた結果の離婚であれば、その離婚に後悔はきっとありません。

しかし、一言で「離婚」といっても、具体的にどのような準備が必要で、どのような手続きを踏まなければならないのかを全て把握している人は少ないのではないでしょうか。

ここでは、不倫が原因で離婚を決意した場合にするべき行動4つを紹介します。

離婚の手続きを確認する

まず重要なのが、離婚の手続きを確認することです。

協議離婚(話し合いで離婚を決めること)が成立すればいいのですが、話し合いでまとまらない場合には、離婚調停になることも覚悟しておかなくてはなりません。

また、離婚をすることで得られるお金についても把握しておく必要がありますし、子供がいる場合には、親権や面会交流についても話し合っておく必要があります。

このように、離婚の手続きには様々なものがあります。
以下の記事では、詳しい手続きや準備の手順について解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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離婚後の生活のために現金・住居の確保をする

離婚を決意した場合には、離婚後の生活のことを考えておくことも大切です。

第一に、旦那の収入に頼ることはできなくなるわけですから、経済的に自立する必要があります。

もちろん離婚で得られるお金もありますが、旦那の収入無しで生きていくのは想像以上に難しいことです。収入がなくてもしばらくは生活できるくらいの現金を手元に用意するようにしましょう。

また、シングルマザー用の支援金等を活用することもできます。
支援金の制度については自治体ごとに異なりますので、詳しくは引越し先の自治体のホームページをご覧ください。

第二に、離婚前に同居していたような場合には、新しい住居を探さなくてはなりません。

離婚してから住居を探すこともできますが、「家を探さなくては…」という余計な心配が増えてしまいます。
このようなことを防ぐためにも、離婚する前に、離婚後の住居を決めておくようにしましょう。

相談相手を作っておく

離婚にまつわる様々な不安を1人で抱え込むことは、望ましくありません。

離婚をする前に、自分の意見に耳を傾け、援護してくれる相談相手を見つけておくことが重要です。

相談相手は、友人、カウンセラー、弁護士など信頼できる人なら誰でもいいです。

また、最近ではインターネットの掲示板でも相談が盛んです。
実際に会って意気投合するかは別にしても、自分の気持ちを匿名で吐露する場所としては使ってみてもいいでしょう。

浮気の証拠を収集しておく

離婚が話し合いで決まらなかった場合には、浮気の証拠が重要になります。
さらに、証拠を収集しておくことで慰謝料を請求することも可能になります。

しかし、浮気の証拠を自力で集めることは非常に難しいく、何が必要なのかも正確には分からないことが多いでしょう。
そのため、証拠収集を考える際はまず弁護士に相談されることをお勧めします。

以下の記事では、不倫の証拠集めについて、注意すべき点やポイントを解説しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。

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まとめ

今回は旦那の浮気発覚後の夫婦関係やその後、どうするか、見つけたらどうなるのかなどを解説しました。

パートナーの浮気・不倫は、決して許される行為ではありません。

1人で抱え込まず、両親や友人、カウンセラーや弁護士に相談しましょう。

今後の関係性がどうなるかは、あなたの意思次第です。
ストレスを発散しながら、しっかりとご自身の気持ちと向き合い、その後の関係性について後悔のない選択をしてください。

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離婚問題でお困りの方は、離婚に強い弁護士にご相談ください。慰謝料、財産分与、親権など離婚を有利に進めることができる可能性があります。

弁護士に相談することで、以下のような問題の解決が望めます。

  1. 慰謝料がもらえない
  2. 財産分与が妥当でない
  3. 親権がとられそう
  4. 養育費が納得いかない

離婚に強い弁護士に相談・依頼することで、相手との交渉を有利にすすめ、難しい手続きもサポートしてもらえます。

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執筆・監修
服部 貞昭
ファイナンシャル・プランナー(CFP・日本FP協会認定)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
東京大学大学院 電子工学専攻修士課程修了
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