シングルマザーって大変なの?苦労する点や受けられる支援とは

シングルマザーは大変?

離婚して片親で子育てをしている母親の方、離婚してシングルマザーになることを考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

シングルマザーは大変だと言われていると同時に、世間の目も厳しいところがあるので不安を抱えている方も多いと思います。

今回はそんな女性の方に向けて、シングルマザーはどんなところが大変なのか・貧困や疲れてしまう理由・受けられるサポートなどをご紹介していきたいと思います。

シングルマザーの苦労|大変な日常生活

まず、シングルマザーにはどんな苦労があるのか、どんなことに疲れてしまうのかなどを見ていきましょう。

①貧困|経済的な余裕や仕事がない

シングルマザーの家庭に多くある問題として、貧困で家計が苦しいことが挙げられます。

現代では残念なことに男性より女性の方が収入が低く、非正規の割合も多いといわれています。

特に、資格なども持たずパートやアルバイトをして暮らしていた専業主婦だと、離婚後に正社員で働こうにも雇ってもらえるところは多くありません。

加えて、シングルマザーは子どもの送り迎えなどもあるので、働ける時間や条件が狭くなってしまいます。

そのような制約があることからも職探しや転職に詰まる人が多く、仕事が見つからないまま結果として十分な収入を得られずに、貧困に苦しみ生活に疲れて困ってしまうのです。

他にも、「貧困は自己責任だ」と心ない言葉をかけられることもあります。

②時間的な余裕がない

シングルマザーは仕事・家事・育児を全て一人でこなさなければならないので、時間がいくらあっても足りません

なかには「子どもと過ごせるのがご飯とお風呂のときだけ」という母親もいるそうです。

片親だからこそ子どもに寂しい思いをさせたくないと考えている人も多いと思いますが、実際には生活していくために働くことでいっぱいいっぱいになってしまうケースが多いのです。

また、ゆっくり休む時間も恋愛や趣味などをする自分のための時間も取れないことから、精神的に参ってしまう方も少なくありません。

③気持ちが落ち着かない

シングルマザーは自分が一家の柱となるため、自分へのプレッシャーが大きくなります

そのため、「仕事を休むわけにはいかない」「子どもに貧しい思いをさせてしまって申し訳ない」と自分を思いつめてしまうことがあります。

また、片親は何かと偏見の目に晒されることが多く、ママ友に無視をされたり腫れ物扱いをされたりすることもあるため、外にいると一層疲れてしまいます。

④頼れる人がいない

「大変なら周りの人に頼ればいい」と考える人もいるかもしれませんが、シングルマザーは周りの人に頼れない人も多いです。

両親に迷惑をかけたくがない故に相談できない人、偏見で被害を受けた経験から人を信用できない人もおり、一人で抱え込んでしまう方もいます。

そのため、周りの人もシングルマザーの大変さに気づけないという悪循環が起きているのです。

シングルマザーは大変なことしかない?ならないほうがいいの?

ここまでの内容を見ると、「シングルマザーになるメリットは何もないの?」と思う方もいるかもしれません。

しかし、良いことが全くないわけではありません

例えば、離婚することで悩んでいた夫や義両親に関するストレスから解放されます。

また、子どもも母親が自分のために頑張ってくれていることを理解しているので、母子家庭は親子の絆が強いことも多いです。

さらに、お金の使い方や子どもの育て方など、普通は旦那と話し合って決めていたことも自分一人で決めることができるようになります。

このように、シングルマザーになるメリットも沢山あります。

シングルマザーの苦労を乗り越えるためのポイント

シングルマザーになることで良いこともあるとはいえ、一般的な家庭より大変なことに変わりはありません。

そこで、ここからはシングルマザーの苦労を乗り越える方法をご紹介します。

気持ちを強くもつ

母子家庭の暮らしは大変で、辛いことや惨めに感じることもあるかもしれません。

しかし、本来両親2人揃ってやることを一人でこなしているというだけですごいことです。

周りの家庭と比較する必要はなく、うちはうち精神で自分に自信を持って過ごしてください

ただ、本当にしんどいときには周りに頼ることも大切です。
何も自分一人で完璧に頑張らなければならないというわけではないことを、頭の中に入れておいてください。

周囲の人に頼る

1つ前でもお話したように、ときには人に頼ることも必要です。

ママ友・実家・幼稚園や学校の先生・行政など、周りにはサポートしてくれる人が沢山います。

少し勇気を出して手伝ってほしいことを伝えれば、意外と気さくに協力してくれるかもしれません。

また、同じ境遇のシングルマザーの友達を作るという方法もあります。
ネット上でも、シングルマザーの就職や交流などを支援している団体を探すことができます。

以下のURLも併せて参考にしてみてください。

【参考】しんぐるまざあず・ふぉーらむ
【参考】一般社団法人:日本シングルマザー支援協会

経済的なゆとりをもつ

やはりシングルマザーで暮らしていくには、十分なお金が必要不可欠です。

お金があれば家事代行などに頼ることができ、時間的な余裕も作りやすくなります。

夫から養育費が振り込まれる人もいるとは思いますが、そういった予備的なお金をあてにするのではなく、自分で稼げるような状態を作るようにしましょう。

また、日本には公的な制度も揃っていますので、この制度を活用するのも1つの手です。
こちらについては、次の項目で詳しくご説明します。

シングルマザーが使える公的な制度

実は、シングルマザーが使える制度は沢山あります。
金銭的なものから子育てに関わるものまで幅広くあるため、ぜひ利用してみてください。

手当・助成金

子育てをしている家庭・シングルマザーの家庭が金銭的な支援を受けられる制度があります。
具体的には以下のようなものが挙げられます。

  • 児童手当:全ての家庭を対象とした支援策
  • 児童扶養手当:母子家庭および父子家庭を対象とした支援策
  • 母子家庭の住宅手当:母子(父子)家庭で未成年を養育していて、家族で居住するための住居を借りて月額1万円を超える家賃を払っている人に対象とする支援策(※)
  • ひとり親家庭の医療費助成制度:母子(父子)家庭で健康保険自己負担分を助成する制度(※)
  • こども医療費助成:子供の医療費の自己負担分の一部が助成される(※)
  • 生活保護:最低限どの生活を保障しながら本人の自立をサポートする制度
  • 児童育成手当:18際までの児童を扶養する母子家庭対象の支援策(※)
  • 遺族年金:配偶者が死亡した母子家庭が受け取ることができる)

※各自治体HPを参照してください。

この制度のなかには、自治体によって受けられる内容や条件が変わるものがあります。
詳しくは、自分が住んでいる自治体の公式ホームページをご覧ください。

減免・割引手当

一人親家庭は、料金や保険金の一部が免除がされる制度もあります。

  • 寡婦控除:死別や離婚によって夫と別れ、再婚していない助成が受けられる所得控除
  • 国民健康保険の免除:全ての人が対象となる、所得の大幅減少による免除
  • 国民年金の免除:所得がない・年金を収められない場合の免除
  • 電車やバスの割引制度
  • 粗大ゴミの手数料の減免
  • 上下水道料金の割引
  • 保育料の免除や減額

こちらも詳しくは各自治体のホームページをご覧ください。

援助を行っている団体

  • NPO法人リトルワンズ
  • グッドごはん
  • ひとり親家庭等日常生活支援事業

上記のように、シングルマザーを支援している団体もあります。
これら以外にも様々な団体があるので、調べてみることをお勧めします。

なお、支援している地域が限られているものもありますので、該当する地区のご確認を忘れないようにしてください。

まとめ

以上、シングルマザーの大変さやサポートなどについてご紹介しました。

シングルマザーは想像以上に大変なこともあります。
そのため、まだ離婚をしていない方は、十分に準備をしてから離婚を進めるようにしましょう。

また、既にシングルマザーとして頑張っている方やシングルマザーでの生活が辛くなってきた方は、ご紹介した制度と支援団体を活用してみてください。

この記事が、少しでも母子家庭の方々の助けになれば幸いです。

 

 

 

 

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弁護士ライター、起業経験のあるFP(ファイナンシャル・プランナー)、行政書士資格者を中心メンバーとして、今までに、離婚に関する記事を300以上作成(2022年1月時点)。
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