子供がいらないと言う旦那の心理|欲しくない夫を説得する方法

子供がいらないと言う旦那

結婚後、旦那が「子どもはいらない・欲しくない」「子供を作らない・作る気ない」と言い出して、妻と意見が合わなくなることがあり、子供作らないなら離婚になるケースすらあり、説得できずショックを受ける妻が多いです。

さらに、口だけで子供が欲しいと言いながら、実際には行動に移さない旦那もいます。

もし自分が子どもを欲しくて、このような態度を取られるとショックを受けるかもしれませんが、すぐに離婚するわけにもいかず、簡単に子どもを諦めるわけにもいかないでしょう。

そこで今回は、旦那が子どもを欲しいと思うようになるための妻の接し方やアドバイスについて解説します。

今回は、一人目の子どもがいらない、欲しくないという旦那の心理、子供を持つか持たないかで離婚してしまう理由、夫が反対の場合、また二人目・三人目の子どもを作る気がない旦那の心理と、欲しくなる方法・説得する方法について解説していきます。

ショック!「子どもはいらない」欲しくない旦那の心理

まず、説得の前に子どもはいらない、作る気ない、欲しくない夫の心理について見てみましょう。

①子どもへの不安

子どもが生まれることで、未知の世界に対する不安や自分自身の育て方に対する自信の不足を感じることがあります。

②子どもの言動・行動にイライラする

単純に、幼児の言動や行動にイライラした経験があり、「子どもを作りたくない、いらない、欲しくない」と言う場合があります。

過去に子ども嫌いになる出来事があったり、子どもとの接し方がわからなかったりと、様々な背景から苦手意識を持ってしまっているのです。

加えて、うるさい・親をバカにするといった、子どもの幼稚な一面に抵抗を感じている人もいます。

③自分の生活が犠牲になる

子どもができると、食生活や生活リズムなど、どうしても子ども中心の生活になってしまいがちです。

育児のために時間を割いたり、学費のために趣味に費やすお金を節約したりと、制限が設けられることもあるでしょう。

そのため、今の生活を大切にしたいから子どもを作る気ない・いらない・欲しくないと考える人もいます。

④親としての責任がもてない

例えば過去にネグレクトや虐待を受けていた人や、親子の仲がそれほど良くなかった人は、「家庭」というものにネガティブなイメージや心理を持っていることがあります。

その結果、自分の感情をきちんと整理できず「果たして、自分が子どもを立派に育てられるのか」「自分が親としての責務を果たせるのか」などと懸念して、子どもを作る気なく、作ることをためらってしまうのです。

⑤お金がないので欲しくないと言われた

経済的な理由から、子供を作りたくない・欲しくないと言われてショックを受けるケースもあります。

子育ては、長い目でみるととてつもなくお金がかかります。
世間一般では、一人育てるのに約3000万円必要だと言われているくらいです。

貧しいと子どもに大変な思いをさせてしまいますし、やりたいことも十分にやらせてあげられない可能性もあります。

可哀想な思いをさせてしまうぐらいなら、子どもを産まないほうがいいと考える人もいるのです。

旦那が二人目・三人目に反対!欲しがらないのはなぜ?

一方、一人目は産んだにも関わらず、二人目・三人目が欲しいというと反対する夫もいます。

このような欲しくない夫の心境はどうなっているのでしょうか。

経済状況が変わった

先ほど少し触れたように、子どもを育てるには莫大なお金がかかります。

そのため、一人目はなんとかやりくりしたものの、二人目・三人目以降を産むと厳しい状況になってしまっているのかもしれません。

無理に二人目を産めば一人目の子にも苦労をかけることになるため、それなら今の状態を保った方がいいと、特に努力もせずに短絡的に考えてしまうのです。

自分の居場所を取られたことにショック

一人目の子どもが生まれたあと、妻と子どもの輪の中に入れず、夫が疎外感を感じてショックを受けているケースがあります。

なぜなら、それまで妻を独り占めできていたところを子どもに取られてしまい、無意識に嫉妬しているからです。

自分の居場所がなくなってしまったことに違和感を感じているので、これ以上二人目・三人目と子どもを増やすことに対しても抵抗感を感じてしまうのです。

出産のリスクを懸念している

一人目を出産したときに何かトラブルがあった場合や、高齢出産になる場合など、出産に関するリスクを恐れて子どもを作るのを反対する人もいます。

妻の体に負担をかけたくない、二人目・三人目と生まれてくる子どもに障害などのリスクを負わせたくないと思って拒否しているのかもしれません。

子どもが欲しいと旦那を説得する!夫が一人目・二人目を欲しくなる方法

子供を産めるように、何とかして子供が欲しくない旦那を説得したい人もいるでしょう。最後に、子供を作る気がない旦那を説得する方法についてご紹介します。

意見を聞く・相手に直接伝える

まずは旦那がどうして子供を作りたくないのか、作る気ないのか、直接理由を聞いてみることが大切です。

このとき、勿論自分の意見もしっかり述べることも大切です。

しかし、感情的になったり、「なんで?」と強く責めたりすると逆効果になってしまうので、相手の気持ちも尊重しつつ冷静折り合いをつけて説得することが重要です。

夫の懸念点を取り除く

理由を聞きだしたら、それに対する解決方法を探して説得してみましょう。

例えば、金銭的な余裕がないという理由を聞いたとしましょう。
この場合、妻がパートを始めてお金を貯めると提案してみてください。

また、自分の時間が取れなくなるのが嫌だという理由であれば、夫婦で決め事をして自分の時間が取れるように調整するのもいいでしょう。

夫の懸念点を解消できるような策を見つけることで、夫も子供をつくることに前向きになってくれるかもしれません。

他の親子の様子を見せる

休日にいっしょに公園に行って、他の親子の姿を見せても良いでしょう。

また、親子をテーマにした映画やドラマを見たりすることで、夫も子供が欲しいと思ってくれる可能性があります。

そのときに、「楽しそうだね」「子供がいたらああいうのもできるんだね」と後押しするような言葉をかけるのもおすすめです。

ただ、押しつけがましくなってしまうと逆に旦那の気分を害してしまう恐れもあります。

夫の表情の変化や声などの反応を見ながら、なるべく声をかけて遠回しに説得してみましょう。

まとめ

以上、子供を作りたがらない・欲しくないと言われたケース、いらないと反対する旦那の心境、持つか持たないかの場合で説得する方法とその対処法でした。

子供を産むかどうかは人生の中でも大きな決断を迫られるイベントの1つです。

即離婚というわけにもいきませんし、簡単に諦められるものでもありません。
大切なことだからこそ、よく考えてから子供を作りたいという人もいるでしょう。

夫婦でしっかり話し合い、お互いに納得のいく結果を見つけていくことが大切です。

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執筆・監修
服部 貞昭
ファイナンシャル・プランナー(CFP・日本FP協会認定)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
東京大学大学院 電子工学専攻修士課程修了
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