人の話を聞かない旦那|妻のアドバイスを聞いてもらうためには
- 「旦那が人の話を最後まで聞かず、イライラする」
- 「夫が妻のアドバイスを聞いてくれない!妻の意見を聞かない夫にイライラする」
という悩みを抱える妻は多いかもしれません。
夫婦生活を営む中で、夫の言動に気になることがあれば、改善してほしいと思うものですが、注意をしても話を聞いてくれない場合には、何も解決しないかもしれません。良かれと思って、アドバイスしても、軽んじているので、そもそも本気で聞こうとしないということがあります。
そこで、今回は、妻の意見を聞かない夫、人のアドバイスを聞かない旦那の心理や、自分の話はするのに妻の意見を聞かない、もしくは最後まで話を聞かないイライラする旦那の対処法について解説します。
イライラ!人の話を聞かない夫の特徴
妻の中には、人の話を聞かない夫に困っている方もいらっしゃるでしょう。よくある話を聞かない夫の特徴として、6つの例があげられます。
妻の意見を聞かない夫は「聞く姿勢が欠如」
夫が相手の話を聞かない場合、相手の意見や感情に対して十分な興味やリスペクトが欠けている可能性があります。自分の意見ばかりを主張し、相手の意見を重視しない傾向が見られることがあります。
健全なコミュニケーションとは、話し手と聞き手がお互いの立場を尊重し合うことから成り立ちます。話し手は自分の気持ちを素直に伝え、一方で聞き手はその話に対して関心を持ち、真摯に耳を傾けることが大切です。
しかし、夫が一方的に自分の意見を押し付け、妻の言葉を聞こうとしないようでは、コミュニケーションは成立しません。妻の感情や考えを理解しようとせず、自分の価値観だけを押し付けるのは、妻を尊重していない態度と受け取られかねません。
このようなやり取りが続けば、妻は「自分の意見は無視されている」と感じ、失望やストレスを抱えてしまうでしょう。夫婦関係に亀裂が入り、互いを分かり合えなくなってしまう危険さえあります。
妻の意見を聞かない夫は「中断や遮ることが多い」
相手の話を途中で中断したり遮ったりする行為は、コミュニケーション上大きな問題があると言えます。それは相手の意見を尊重しようとする姿勢が欠如していることの表れなのかもしれません。
健全な対話とは、お互いが気持ちを素直に出し合い、相手の言葉に耳を傾けることから始まります。しかし、中断や遮りが多発すれば、話し手は自分の気持ちを十分伝えきれなくなってしまいます。また、聞き手側も相手の本音を汲み取ることができなくなります。
こうした一方的な話し方は、自分の都合だけを優先し、相手への配慮を欠いていると受け取られかねません。自分の意見を押し付けて、相手の言葉を受け止めようとしない姿勢からは、傲慢さや相手を尊重していない態度が滲み出てしまうでしょう。
特に夫婦間でこのようなコミュニケーション不全があれば、深刻な問題につながります。互いの気持ちが通じ合わず、誤解や溜め込みが生じかねません。
妻の意見を聞かない夫は「リスニングスキルが不足」
相手の話を理解しようとする姿勢が弱く、コミュニケーションの中で相手の気持ちやニーズを理解することが難しい場合があります。
リスニングスキルの不足により、相手とのコミュニケーションが円滑に進まないことがあります。
妻の意見を聞かない夫は「感情を無視する」
夫が相手の感情や意見に対して無関心を示すことが多い場合、相手の感情を理解し受け止めることが苦手かもしれません。
感情的な話に対しても冷淡な態度を取ることがあります。
妻の意見を聞かない夫は「自分勝手な行動が目立つ」
夫が自分勝手な行動や意見を押し通す傾向が強い場合、他人の話を聞くことよりも自分の欲求や意見を優先することが多いです。
妻の意見を聞かない夫は「コミュニケーションスキルの不足」
夫がコミュニケーションスキルに欠ける場合、相手との対話や理解を深めることが難しいかもしれません。適切な質問や共感の表現が不十分であることが考えられます。
夫が妻の意見・注意を聞かないのはなぜ?その心理とは
では、なぜ旦那は妻の話を聞いてくれないのでしょうか。
その原因について見てみましょう。
ダメ出しされているように捉えてしまう
男性の中には、妻から意見やアドバイスをされると自分が批判されているように感じてしまう人がいます。
妻側はダメ出しをしているつもりがなくとも、夫側は自分の悪いところを並べて攻撃されているような気持ちになってしまうのです。
夫としてのプライドも相まって素直に妻の話を受け入れることができず、結果として話を聞かないようにしてしまっている可能性があります。
家では素の自分でいたいから
女性でも外で他人に見せる顔と気を許せる人に見せる顔が違う、という人も多いでしょう。
仕事などで見せる外の顔は普段の自分から繕っている部分もあり、ずっと外面のままでいるのは疲れてしまいますよね。
男性も同様であり、自宅ではリラックスして疲れを癒したいからこそ、注意や指摘といった耳が痛い話をしたくないと拒絶していることがあります。
特に「外では良い夫なのに、家に帰ってくると全然違う」と感じる夫は、このケースに当てはまる傾向が強いです。
女性と男性の脳構造・価値観の違いがあるから
女性は長時間話をしていても苦にならない一方で、男性は長い話が苦手な人が多いといわれています。
そのため、妻が話をしても最初の方はきちんと聞くものの、だんだんと集中力がなくなり話が耳に入らなくなってしまうのです。
早い段階で結論を求める人も多く、妻の話を遮ってしまうこともあります。
また、男性は女性よりも1つのことに集中する脳構造になっており、平行して別の作業をすることが難しいとされています。
夫がスマホやゲームをしているときに話しかけて「話を聞いてくれない」と感じたのであれば、その脳構造ゆえに会話以外のことに意識がいってしまっていたのかもしれません。
加えて、仕事での考え事や悩み事など別に考えていることがあると、そちらに引っ張られて妻の話を聞く余裕がなくなってしまっているケースもあるようです。
話を最後まで聞いてほしい!旦那に言うことを聞かせるには
脳構造の違いなどは多少仕方がないとはいえ、注意したり指摘したりしたことはきちんと話を聞いてほしいものです。
最後に、人の話を聞かない旦那に対して最後まで聞かせる方法についてご紹介していきます。
夫が話を聞きやすいときに話すべき?
先述したように、男性は1つのことに集中しやすく、別の作業をしながら話を聞くことが苦手な人も多いです。
そこで、夫が何もしていないときを狙ったり、仕事終わりではなく休日に話すようにしたりと、タイミングを計って話しかけるようにしてみましょう。
夫婦二人で向かい合って話せるような、落ち着いた環境を作ることが大切です。
また、「今週の金曜に話したいことがあるんだけど」とあらかじめ話をする日を伝えておくのもいいでしょう。
真面目な話があることを夫にも意識してもらうことで、きちんと話を聞く姿勢を取ってくれるかもしれません。
話の内容や伝え方を考えるべき?
男性は女性よりも簡潔で結論のわかりやすい話を好みます。
話が長くなると集中力が落ちて聞いてもらいにくくなってしまうため、事前に話す内容をまとめておくようにしましょう。
調査によると、男性が女性の話に付き合える時間は15分が限界だといわれています。
この時間を目安に内容を考えてみてください。
また、「そうやって言うからダメなのよ」「私の言うことの方が正しい」などと、強い言い方や上から目線で話をしてしまうと、聞いている夫もあまり良い気分にはなりません。
「こうしたらいいと思うんだけど、どう?」などと、夫のプライドを考慮して自尊心が傷つかないような言い方を考えるようにしてみてください。
文字にしてみるべき?
ただ、家庭によっては仕事が忙しくてゆっくりできる時間がなかったり、悩みがあって話がしにくい場合もあるでしょう。
そのときには、メモや手紙など文字で伝えるというのも1つの手です。
紙で渡しておけば相手が時間のあるときにゆっくり読むことができますし、感情的に言い合うこともありません。
落ち着いて話ができそうになかったら、このように会話以外の方法も検討してみてださい。
まとめ
以上、妻のアドバイスを聞かない、話を聞かない旦那の心理とその対処法でした。
真剣に話をしているのに、夫に取り合ってもらえないとイライラしてしまうものです。
ただ、ここまでお話してきたように、男性と女性の価値観や脳構造の違いから話をするのが苦手という背景もあります。
そのため、まずは自分のなかで話したいことをまとめ、気持ちを落ち着けるようにしましょう。
その後、夫が話を聞きやすいタイミングで話しかけてみてはいかがでしょうか。