夫が部下と会社で不倫!慰謝料請求と示談費用について必ず知っておくべき全知識

★ お気に入りに追加

「残業が急に多くなった」「今まで無頓着だった」「ファッションに気を遣うようになってきた」など、夫の様子に違和感を覚えることが多い方もいらっしゃるかと思います。

しかし、何も証拠がないまま「不倫している」と詰め寄っても、のらりくらりとはぐらかされてしまうでしょう。場合によっては、先手を打たれてしまい不倫の証拠をすべて隠されてしまうかもしれません。

そこで、不倫を疑う気持ちが少しでも芽生えてきたら、まずは相手が尻尾を出すのをじっと待ちます。今までと同じ生活を送りながらも、怪しいと感じたところを少しずつ調べていく必要があります。

不倫の問題を円滑に解決するには、証拠集めが何より肝心です。夫を責めたい気持ちや不倫相手への怒りの感情はあるはずですが、示談を有利に進めるためにも、冷静に事を運んでいくことが何より重要といえるでしょう。

不倫相手を突き止める方法

不倫相手を突き止めるための方法は主に2つあります。

スマホ・携帯・ライン

1つ目は携帯電話のチェックです。夫の携帯のパスワードを知っているのであれば、相手に気付かれないようにこっそりとメールを確認します。

今はメールや電話ではなく、LINEなどのアプリで連絡を取るケースも多いため、そのあたりも隈なくチェックしましょう。相手に断りなく携帯電話をのぞくのはマナー違反かもしれません。

しかし、もし不倫をしているのであれば、それこそ大きな裏切りです。不安を取り除く意味でも、証拠がつかみやすい携帯電話のチェックはしてみるとよいでしょう。

どうしても内緒で携帯を盗み見るのが嫌なのであれば、堂々と相手の携帯電話を借りてみるのもよいでしょう。家族であれば、お互いの携帯電話を触るタイミングはいくらでもあります。

「この前撮影した写真を見せてほしい」「自分の携帯が行方不明だから電話を貸してほしい」など理由をつけて、相手の携帯電話の中を見ることはできます。

もし、頻繁に連絡を取り合っている人や、聞き覚えのない女性の名前があれば要注意です。場合によっては「○○株式会社」と取引先を装った名前で登録しているかもしれません。少しでも怪しいと感じる連絡先があれば、こっそりと内容を確認したり、電話番号を控えたりするなどすると相手を突き止めやすくなるはずです。

尾行

2つ目は尾行です。探偵を雇って本格的な身辺調査をするのもありですが、簡単な尾行であれば、素人でもできます。

毎週決まった曜日に帰りが遅くなっているのであれば、その日をピンポイントで尾行すると効果的です。会社の前で夫が出てくるのを待ち、そのあとをこっそりと付けていきます。

不倫しているのであれば、どこかでその相手と落ち合うはずです。尾行の目的は証拠集めではなく、あくまで不倫相手を突き止めるだけに留めます。

証拠集めとなると専門性が高くなるので、まずは不倫相手の素性を確かめ、それから戦略を練っていくのがおすすめです。

Q. 不倫の証拠の集めきるにはどうすればいいのか?

不倫相手から慰謝料をもらうためには、それなりの証拠を集めることが欠かせません。いくら「私はあなたたちが不倫をしている事実を知っている」といっても証拠がなければ、有利に示談交渉を進めることはできないでしょう。

そのため、相手が逃げられなくなるような決定的な証拠が必要となるのです。たとえば、メールです。

夫と不倫相手とのメールをスクリーンショットで保存することで、確実な証拠となります。また不倫の慰謝料に大きく影響を与えるのが、「不貞行為」の有無です。

不貞行為があるのが証明できれば、精神的な苦痛を慰謝料という形で損害賠償請求することができます。メールを証拠として最大限活用したいのであれば、この不貞行為を証明できるような文面を探しましょう。

メールからは不貞行為の証拠が出てこないのであれば、現場をおさえるしかありません。夫と不倫相手がホテルに入る写真などは、第三者から見ても確固たる証拠となります。

手をつないでいる写真やキスをしている写真は、不倫現場としては十分な証拠となりますが、不貞行為の証明としては不十分です。できれば1回限りではなく、継続的に不貞行為が行われているという証拠を集められると、こちらのペースで示談交渉を進めやすくなるでしょう。

職場不倫の対処法

不倫相手が夫の部下の場合は、怒りも大きなものとなるでしょう。家族のために働いていると思った夫が、職場不倫をしていたのでは本末転倒といえます。

相手の女性には、慰謝料はもちろん、社会的な制裁も望みたくなるかもしれません。しかし、職場不倫は下手をすると夫自身のキャリアにも傷が付きます。

たとえ、相手の女性からアプローチがあったとしても、部下に手を出した上司として左遷させられるリスクがあるのです。夫が仕事で冷遇されることは、生計をともにしている家族にとっても良いことではありません。

特に、関係を再構築して夫とやり直したいと思っているのであれば、職場に知られることなく、不倫問題を解決するのが一番です。

そのためには、まず会社とは関係のない場所で、「あなた」「夫」「不倫相手」の3人で話し合う場を設けましょう。できれば当事者だけでなく、中立の立場で話をリードしてくれる第三者がいると安心です。

この話し合いでの会話は録音しておくと、あとで証拠として活用できる場合があるので、ボイスレコーダーを準備しておくとよいでしょう。

弁護士に相談するタイミング

弁護士に相談するタイミングは、大きく3つあります。1つ目は証拠集めの段階です。もし不倫をしている確信があるものの決定的な証拠が見つからないのであれば、一度弁護士に相談してみるとよいかもしれません。

不倫問題に精通している弁護士であれば、ケースに合わせて最適なアドバイスがもらえるはずです。2つ目は話し合いの段階です。特に不倫相手と直接対峙をするときは弁護士に同席してもらうと安心です。

誰か一人でも確実に味方になってくれる人がいることは、精神的にも大きな支えとなります。

そして、3つ目は慰謝料請求の段階です。慰謝料を請求し示談を希望する場合は、必ず弁護士に相談しましょう。当事者だけで物事を進めてしまうと、あとで思わぬトラブルにつながりかねません。法律のプロに間に入ってもらうことで、納得のいく解決策を提示しましょう。できるだけ早いタイミングで弁護士に入ってもらうと、交渉はスムーズに進むはずです。

しかし、その分弁護士費用は高額となります。お金に余裕がある人は、証拠集めの段階から弁護士に相談するのがベストです。予算に限りがあるのであれば、それに応じたタイミングで弁護士に相談していきましょう。

弁護士費用の相場

職場不倫の弁護士費用の相場は、慰謝料の金額によって異なります。一般的には着手金として20万~30万円程度、成功報酬として慰謝料の10~20%を設定しているところが多い傾向です。

たとえば、不倫による慰謝料が300万円と認められ、成功報酬が10%だった場合は、30万円が弁護士に支払う費用です。おおむね100万円用意しておけば、弁護士費用はまかなえるでしょう。

ただし、不倫の証拠集めなど示談以外にも依頼をしていた場合、さらに費用はプラスされます。また、確実な不貞行為の証拠がつかめず、慰謝料が大幅に減額されてしまうケースもあるでしょう。

そうなると想定していた慰謝料が得られず、着手金分がマイナスとなってしまうこともあるのです。不倫の慰謝料はケースバイケースのため、弁護士の依頼をする前に無料相談を活用するなどして、賢く示談交渉を進めていきましょう。

慰謝料請求の流れ

不倫は民法上「不貞行為」と呼ばれ、配偶者に対する「不法行為」とされています。つまり、被害者である妻は、夫と不倫相手の両方に慰謝料を請求する権利があるのです。

ただし、注意したいのは夫から慰謝料をもらってしまうと、不倫相手に請求できる金額が減ってしまうということです。

不倫相手に誠意を見せてもらいたいと思っているのであれば、不倫相手だけに慰謝料を請求するようにしましょう。

慰謝料を請求の流れとしては、2つのステップがあります。1つ目のステップは示談交渉です。交渉は口頭、書面で行われます。職場不倫を会社に知られたくないと思うのであれば、できる限り示談交渉で決着をつけるようにしましょう。

示談交渉が決裂した場合は、裁判へと進みます。裁判での慰謝料請求の流れは、訴状の提出と訴訟の提起です。

訴状には慰謝料の金額を記載し、その根拠となる不倫の詳細をまとめていきます。もし不倫相手が不貞行為を認めないのであれば、不貞行為を裁判官に証明するための証拠集めをし、裁判を勝つための準備をしていくことになります。

Q.不倫相手に退職してもらうことは可能か?

良くある質問ですが、残念ながら法的観点からいくと、不倫相手に退職してもらうことはできません。

慰謝料という形で示談が成立すると、そこで問題が解決したと見なされるのです。しかし、不倫相手が夫と同じ職場で働き続けることは大きなストレスです。

法律ではどうすることもできませんが、不倫相手に自分の気持ちを率直に伝えることはできます。少しでも良識のある不倫相手であれば、自主退職という選択をすることもあるでしょう。

また、「慰謝料の金額を下げる代わりに退職してもらう」といった交渉は可能です。ただし、無理に退職に追い込んでしまうと、さまざまなトラブルになる可能性もあります。

自分の夫も不倫をした加害者という気持ちを持って、不倫相手だけを責めるのではなく、自分・夫・不倫相手の3者が納得できる解決を見つけることが大切です。

この記事が役に立ったらシェアしてください!