DVをする旦那・男の特徴と心理|なぜDVが起こるの?

なぜ、DVは起こるのでしょうか。

DVをする旦那・男の特徴と心理はどんなものがあるのでしょうか?

DVを行う人は、自分のパートナーや家族を支配し、コントロールすることで自己価値を確認しようとする傾向があります。これはしばしば、過去のトラウマや社会的な影響によって形成されることがあります。

今回は、DVをする旦那・男の特徴と心理|なぜDVが起こるのかを解説します。

旦那がDV夫|暴力を振るう夫の心理と6つの特徴

DV夫に見られる特徴は、DVの種類によって若干異なります。ここでは、妻を殴る夫に共通して見られる4つの特徴と、特徴ごとの心理を紹介します。

全て当てはまったら暴力を振るうDV夫ということではなく、当てはまらない項目があってもDV夫であることもありますし、その逆もあり、あくまで一般的な特徴としてお考えください。

DV夫の特徴と心理① 外では愛想がよく、評判がいい

まず、DV夫には外面では愛想がよく周囲からの評判は良い、という特徴があります。

妻に対してのみ暴力的で、職場や近所の人、親族などのコミュニティでは良い夫を振舞います。そのため、周囲の人からは良い夫だと評価を受けていることが多く、妻がDVの被害を訴えてもなかなか信じてもらうことができません。

このような男性は、世間体を気にして外ではいい夫を演じるため、必要以上に気を遣い、ストレスがたまりやすくなります。その結果、ストレスをDVという形で爆発させてしまうのです。

DV夫の特徴と心理② 独占欲が強く、束縛する

2つ目の特徴としては、独占欲が強く、妻を束縛することがあげられます。

束縛がエスカレートするあまり、常に相手の行動を監視しないと気が済まなくなります。外出するたびに行き先や帰宅時間の報告を義務付けられたり、他の男性の連絡先を全て削除させられたりといった行動があります。

このような男性は、「いつか自分が捨てられてしまうのではないか」と不安を抱えている場合が多いです。そのため、妻が自分の意に反する行動をすると、必要以上に不安になり、暴力を振るうのです。

DV夫の特徴と心理③ 人によって態度を変える

3つ目の特徴としては、人によって態度を変えることがあげられます。

上司など、社会的立場が自分よりも上の人には媚びたり、礼儀良く接したりします。一方で、部下など、自分より目下の人には態度が大きく、偉そうな態度をとります

また、相手の前では頭を下げていても、相手がいなくなると悪口を言ったり急に偉そうになったりすることもあります。

このような男性は、「相手より上の立場であることを示したい」と考えていることが多いです。

家庭内においても、自分が上で妻である女性を下に見ている傾向が強く、妻は自分を肯定して従うものだと認識している可能性が高いです。そのため、自分に逆らえない妻に対して、DVを働きやすいのです。

ただし、付き合っている場合にはこのような傾向が見られることは少なく、結婚して女性を自分の所有物だと認識してから行動に移す人が多いと言われています。

DV夫の特徴と心理④ 感情の起伏が激しい

4つ目の特徴としては、妻を殴る夫は感情の起伏が激しいことがあげられます。

些細な出来事でも異常なほど怒ったり、怒鳴ったりします。一方で、怒りが冷めると急に優しくなります。

この傾向は暴力を振るう際にも見られます。カッとなって妻に暴力を振るった後に、怪我をしている妻をみて慌てて優しくしたり、謝ったりするのです。

このような男性は、精神的に幼稚で感情や暴力をコントロールすることができません。
妻の側も、涙ながらに謝る夫を見て、情に流されて許してしまい、同じことを繰り返すという負のループに陥ってしまう傾向が強いです。

DV夫の特徴と心理⑤ストレスのはけ口

以前はコロナ禍でもありましたが、それによって収入の低下による生活不安や在宅勤務への移行、常々感染リスクに晒されていることなど、多くの国民が適応に苦しみ、ストレスを抱えました。

普段であれば、会食や飲み会、レジャーなどを通してストレスを発散することができますが、今は外出自粛制限は解けたものの、大人数での会食や飲み会は憚られる状況が続きました。

この結果として、将来の不安や新しい生活様式への適応の難しさからくる行き場を無くしたストレスのはけ口が、家庭内の弱者に向けられてしまうのです。

また逆に、今まではあまり顔を合わせないからうまくいっていた夫婦の場合、顔をあわせる時間が長くなったことによりストレスがたまってしまいます。その結果、DVに発展してしまうのです。

更に、今までは仕事の時間はDVを避けることができていたような場合には、在宅勤務になったことによりDVを避けることができなくなり、被害が深刻化してしまいます。

DV夫の特徴と心理⑥不安

職を失う、会社が休業になる、給与が出ない、リストラで解雇されたなど、日々の生活に大きな不安を抱えている人も少なくありません。

また、自営業であれば、いつ廃業に追い込まれるかわからないといった不安を抱えているでしょう。

このような収入の不安定や将来への不安は、夫婦の不満を募らせる原因となります。

その結果、口論が耐えなくなり、最終的にDVに発展してしまうのです。

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執筆・監修
服部 貞昭
ファイナンシャル・プランナー(CFP・日本FP協会認定)
2級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
東京大学大学院 電子工学専攻修士課程修了
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