DV男の特徴と離婚したくない被害者女性の心理まとめ

★ お気に入りに追加

DVとは家庭内暴力のひとつ

DV(ドメスティックバイオレンス)は家庭内暴力のひとつです。特に彼氏や夫から暴力を受けている女性が増加傾向となっています。実際にDVが原因で離婚した夫婦も多いのですが、中には激しい暴力を受けながらもなかなか別れられない女性や離婚したくない女性も少なくないようです。

そこで今回はDVをする夫の特徴や逃げられない女性の心理状況を解説するとともに、最も問題視されている「共依存」についても紹介していきます。

DVの4つの種類(モラハラ等)とその原因と気質

そもそもDVにはいくつか種類があり、DV男が直接的な暴力をふるってくる「身体的虐待」や経済面で支配する「経済的暴力」、妻を他人から隔離する「社会的隔離」、モラハラ(モラルハラスメント)と呼ばれている「心理的虐待」、性行為を強要される「性的虐待」などが挙げられます。

これらは単体で行われたり複数の種類を組み合わせて行われており、内容が複雑になるにつれて妻は逃げられなくなったり周囲に訴えられなくなるので第三者からは発見されにくくなるのです。

このようなDVを行う加害者夫に見られる原因としては、「アルコールや薬物依存がみられる」、「自分の両親がDVをしていた」などが挙げられています。特に両親がDV男・DV女だったなのど過去にDVの体験や目撃をしていた場合には、反面教師としている人も多いのですが「不満や問題があれば暴力で解決する」という認識が植え付けられてしまってそういう気質になっている恐れがあります。

そのため暴力で家庭を支配する考えが当然と考えている傾向がありますし、自分が優遇されるのが当然と考えたり理想の家庭を作るための手段としてDVを行っているようです。

加害者DV夫の傾向(結婚前は優しい?)

ではDV夫に見られる特徴としてはどのようなものがあるのかというと、DVの種類によって若干特徴が異なります。その中でも共通しているものとしては「男尊女卑の考えがある」ところや「自己中心的な性格である」ところ、「平気でうそをついたり浮気をする」気質や「自分を否定されるのが我慢できない」ところが挙げられています。

つまりDVをする夫の心理としては自分が上で妻である女性を下に見ている傾向が強く、妻は自分を肯定して従うものだと認識している可能性が高いです。ただし注意点としてこのような心理や傾向は恋人として付き合っている段階では見せない人も多く、結婚して女性を自分の所有物だと認識してから行動に移す人が多いと言われています。

そのため付き合っている時は優しかったのに結婚してから豹変したという体験談は多く、これが別れられない女性心理や共依存につながっていると考えられているのです。

逃げられない女・DVを受けた人の心理とは

次にDV夫からなぜ女性が逃げられないのかですが、例えば子供がいる人の場合は「子供を片親にしたくない」、「生活で不自由させたくない」など子供を優先して我慢している人が多くなっています。また子供がいない人の場合でも経済的な理由を挙げている人もいるのですが、どちらのケースでも問題となっているのが心理的な問題です。

DVから逃げられない女性に多い心理状況としては、最も多いのが「暴力による恐怖に支配されている」状態だとされています。女性にとって暴力を振るわれるのは恐怖であり、場合によっては命にかかわる問題としてとらえてしまう場合もあります。そのため無理に逃げ出すよりもおとなしく従っていた方がいいと考えてしまい、暴力による支配で正常な判断力が鈍ってしまいます。

同じように正常な判断が鈍ってしまう心理状況として挙げられているのが「DVを愛情としてとらえてしまう」もので、DVを受け続けているうちに精神的なストレスから「自分のためにこのようなことをしているんだ」と考えるようになってしまうのです。特にDV夫が「お前のためにやっている」というような言葉を繰り返しているとそれを鵜呑みにしてしまうようになり、DVを受けているという自覚を持たなくなります。

このように暴力によって精神的に支配されてしまっているのが被害者女性の心理状態であり、中には現実逃避を起こして自らDVを受け入れてしまう人も少なくありません。共依存はDVを受け入れてしまった人たちが起こす心理状態であり、DV問題で最も厄介だとされています。

共依存のカップル・夫婦とは

共依存とはお互いに相手に対して自分自身の存在価値を委ね合っている心理状態を指していて、カップルであっても夫婦であっても「自分がいないとだめだ」と思い込んでしまっているところが特徴です。DV夫側としてはDVによって妻が自分から離れてしまうかもしれないという恐怖心から謝ったり優しい態度を取り、それを受けた妻は「普段は優しい夫がこんなことをしたのは自分が悪い」と感じてしまいます。そこから「自分が夫を支えなければいけない」、「自分がいないとこの人はだめだ」と感じるようになり、DVを受け入れてしまうのです。

こうして妻が自分から離れないと確信した夫は一時的に優しくなるものの、何らかのきっかけでDVを行ってまた謝ったり優しい態度を取る、というループを夫婦で繰り返すようになります。これが共依存であり、周囲がDVを指摘したり別れることを助言しても「自分の存在価値が否定される」と思い込んでしまうため、被害者である妻はなかなか別れようとしないところが問題点として指摘されています。

もしも夫からDV、彼氏からDVを受けていると悩んでいるのであれば、共依存に陥る前にDVを受けている自覚をしっかり持って離婚に向けて対策することが非常に重要です。

この記事が役に立ったらシェアしてください!