義実家への帰省がストレス!関わりたくない心理と対処法

義実家への帰省がストレス

結婚後、お盆や年末年始などの長い休みがあると義実家に帰省することがあります。

しかし、自分の実家ならまだしも、義両親や夫の親戚と一日中過ごすことがストレスになるという妻も少なくありません。

そのため、夫婦で「義実家への帰省はどうするか?」と話し合うことが大切です。帰省は家族のつながりを深める機会でもありますが、ストレスを感じることもあるため、夫婦で話し合い、適切な対処をすることが大切です。

しかしなぜ、義実家への帰省が憂鬱になってしまうのでしょうか?

今回は、義実家の帰省に行きたくない・関わりたくない理由とその対処法について解説していきたいと思います。

義実家に行きたくない!疲れてしまう原因とは?

まずは、義実家に泊まりたくない・関わりなくないと思う代表的な理由を見てみましょう。

①家が汚くて嫌だから関わりたくない!

よく挙げられるのは「家が汚くて嫌だから関わりたくない」という理由です。

  • 義実家の独特な匂いが好きじゃない
  • 台所が油まみれ
  • 空いている部屋にゴミが詰め込まれている
  • 洗面所の抜け毛がすごい

など、義実家の衛生観念に戸惑ってしまうことが多いようです。

特にトイレやお風呂が汚いと行きたくても行きにくいですし、カビやダニが多いと子どもに悪い影響がないか心配になってしまいますよね。

②義両親からの嫌がらせがストレス

妻の中には、義両親から嫌がらせを受けることがストレスで行きたくないという人もいます。

「安い服着てないで綺麗な服を買ってきなよ」と嫌味を言われたり、自分だけ挨拶が返されなかったりと、自分の存在が邪魔だと思わせるような行動をしてくることがあるようです。

また、義両親の娘が産んだ子ども(義姉妹の方の孫)ばかりを可愛がり、自分の子どもが冷遇されるといった”孫差別”を受けることもあります。

貰うプレゼントに格差がある・態度が全然違うなど、あきらかに自分の子どもが差別されていると子どもにとっても妻としても気分が良いものではありません。

③気遣いが疲れる・面倒くさい

義実家で過ごすと、普段の生活習慣とは違った一日を送ることになります。

加えて、朝食の準備や洗濯といった家事も手伝わなければならない雰囲気があるため、自分の気を休める時間が取れません

また、生まれた年代も違うことから価値観や考え方の違いに直面するシーンも多く、面倒くさくもなることでしょう。

時代遅れな意見を押し付けられたり、自分の知らない話ばかりされたりしてうんざりしてしまいます。

④プレッシャーが強い

孫に対するプレッシャーや子どもの扱い方が嫌だ、関わりたくないという人もいます。

まだ子どもが生まれておらず、「子どもはいつ作るの?」「早く孫が見たい」としつこく言われる人も多いのではないでしょうか。

夫婦の問題なのに、子どもを産む前提で話を進められても困ってしまいますよね。

さらに、子どもが生まれてからもその接し方に不満をもつことがあります。

義父母が使った箸で食べ物を与えようとする、アレルギーも考えずに何でも食べさせようとするなど、子どもから目が離せません。

義実家への帰省の頻度と妻の本音?

先述したように、義実家への帰省がめんどうになる理由、関わりたくない理由は色々とあります。

ここで、義実家の帰省の頻度や不満を感じている人がどれだけいるのか、気になっている方もいらっしゃるでしょう。

ここでは、帰省にまつわるデータを少し見てみましょう。

帰省の頻度はどれくらい?

帰省の頻度に対する調査の結果、「そもそも帰省をしない」という人が全体の6割を超えており、実際に帰省をしているのは3割ほどであることがわかっています。

また、「帰省する」と答えた人の中では「年に1回」という回答が一番多い結果となっていました。

実は帰省する人は思ったより少なく、1~3日程度の短い滞在で済ませる人も多いようです。

【参考】nifty:何でも調査団

妻の帰省に対する本音とは?

続いて、帰省に対する本音としては「休んだ気がしない」「気が進まない」など、7割の女性がネガティブな意見を持っていることがわかりました。

やはり、気遣いや生活環境が違うことにストレスを感じる人が多いようです。

加えて、帰省時に夫が妻を気遣ってくれないことも不満の1つに挙げられていました。

【参考】GENERAL RESEARCH:「帰省」に関するアンケート調査

旦那の実家が憂鬱|帰省への対処法

旦那の実家に行きたくないとはいえ、いきなり「今年から私は帰省しません、関わりたくないです」と言えたら苦労はありません。

「どうしても行かなきゃならない…」という人も多いでしょう。

最後に、少しでも帰省への憂鬱をなくす方法についてご紹介します。

許容できることとできないことを分けて考える

例えば、寝る時間といった生活習慣はなかなか変えられるものではないと同時に、許容できる範囲のものが多いと思います。

逆に、幼い子どもに何でも食べさせるなど、できればやめてほしいこともあるでしょう。

このように、どの言動が嫌なのか・許せるのかを分けて考えて、前者についてはやんわりでもいいので直接義両親に伝えてみることも大切です。

自分がやめてほしいと思う理由や証拠を一緒に伝えることで、相手も納得してくれるかもしれません。

義両親に敬意をもって接する

こちらがあからさまに帰省が嫌だという雰囲気を出していれば、当然義実家の方も良い思いはしません。

その結果、冷たい態度を取られてしまう恐れもあります。

しかし、もし自分に友好的な人・敬意をもって接してくれる人であれば、相手も無碍にすることはないでしょう。

そこで、まずは「お義母さんの料理の勉強をさせてください」などと敬意を持ってコミュニケーションを取ってみてください。

少しづつ信頼を積み重ねていくことで、言いにくいことが言いやすくなったり、自分の意見を受け入れてもらいやすくなる可能性もあります。

初めの頃は慣れずに大変かもしれませんが、義両親と良好な関係を築けるように努力してみてはいかがでしょうか。

旦那にフォローしてもらう

旦那に相談して、フォローしてもらうことも1つの手です。

男性は、女性よりも義実家への帰省に対して悩みを抱えていることが少ないと言われています。
だからこそ、妻が悩んでいることに気付けず、義実家でも放置してしまっているのかもしれません。

そのため、もし本当に帰省が嫌で困っていることがあるなら、旦那にはっきり伝えてしまいましょう。

「真面目な話があるんだけど…」と真剣に話し合えば、旦那も「それほど悩んでいたのか」と理解してくれるかもしれません。

事前に帰省の嫌な点や義実家でフォローしてほしいことを伝えておけば、少しは気持ちが楽になるはずです。

まとめ

以上、義実家への帰省について行きたくない理由や対処法をお話してきました。

自分の慣れていない環境で様々なことに気を遣いながら過ごすことは、想像以上に疲れてしまうものですよね。

孫への差別など、実害があると尚更です。

もし少しでも気持ちを楽にしたいと考えているのであれば、関係の構築を試みる・夫に相談するなど、自分にできるところから試してみてはいかがでしょうか。

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弁護士ライター、起業経験のあるFP(ファイナンシャル・プランナー)、行政書士資格者を中心メンバーとして、今までに、離婚に関する記事を300以上作成(2022年1月時点)。
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