これってモラハラ?モラハラの特徴と10個の診断チェックポイント

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婚姻中はもちろん、婚姻前にも付き合っているパートナーに何らかの違和感や不安を覚える場面はあるものです。

しかし、その不安が「モラハラ」によるものだとしたら、自分が壊れてしまう前に対策を考えなくてはなりません。

今回はモラハラの具体的な特徴や被害の内容、そして今後どうしたら良いのかについて解説していきます。

モラハラとその特徴について

モラハラとは

モラハラとは、モラルハラスメントの略です。

モラルは「道徳」、ハラスメントは「嫌がらせ」という意味で、ドメスティックバイオレンス(DV)が肉体的な暴力である一方、モラハラは精神的な暴力として知られています。

モラハラ診断|10のチェックポイント

これってモラハラ…?と思ったら、まずどういった言動がモラハラになるのか、具体的な例を示しますのでチェックしてみましょう。

主張に一貫性がない どう答えても正解がなく、日によって言うことが違う
地雷がわからない 怒りの沸点が低く、何が怒りに触れてしまうのかがわからない
しつこく人格を否定する 何度も何度も同じことをいって人格否定や自尊心を傷つけてくる
嫉妬深い 異性だけでなくあらゆる人間関係に嫉妬する
責任を押し付けてくる 体調不良など自分の責任でも人のせいにする
正当化する 怒ることを「お前のためを思って、つらいけど言っている」と正当化する
気分屋 突然怒りだしたり、泣き出したり、優しくなったりする
ダメ出ししかしない お礼を言ったり、謝ることがない
人に厳しく自分に甘い 同じことをやっていても自分は許し、相手のことは許さない
世間体が良い 基本的に外では良い顔をするが、家に帰ると二重人格のように態度が変わる

以上のような行為が当てはまったらモラハラだと考えていいでしょう。
直接的な暴力はないため、周囲には気づかれにくいのですが、これらは立派な暴力です。

近年、DVはもちろんのこと、モラハラが離婚事由となり離婚に至った夫婦は実際に多くいます。
妻からの離婚申し立てが行われた件では、精神的虐待といった理由が多く挙げられ、モラハラが離婚の理由になっていることがわかります。

【参考PDF】裁判所:「婚姻関係事件数―申立ての動機別」

自分はモラハラ被害者?

モラハラ被害|7のチェックポイント

モラハラの被害を受けているという自覚がない方もいらっしゃるでしょう。
今までは我慢したり、自分が悪いと思っていたりしたことも、実は相手に問題があるのかもしれません。

それでは、モラハラの被害の具体例を交えながら、自分が被害者かどうかをチェックしてみましょう。

相手が近くに来ると緊張したり怖くなったりする 帰ってくる時間になると、途端に緊張したり怖いと思ったり、相手がいると心が休まらない
自分が悪いと思ってしまう 納得いかないと思っても、最終的に自分が悪かったと思ってしまう
機嫌をとる 子どもが泣いたら子どもへの教育や機嫌よりも、相手の機嫌のために必死であやす
自覚があるが動けない これはおかしいとわかっていてもまだ好きだったり、離婚・破局に抵抗があったりして別れられない
受け身である 相手が怒れば謝るなど、相手の思い通りに行動してしまう
相手に意見できない これは良くないと思うことや、相手の主張と違う意見があってもすべて相手に合わせ、思っていることが言えない
飴と鞭に惑わされている 別れを告げても、相手が泣いたり、素直に謝ってきたりしたら許してしまう

上記に自分が当てはまる人はモラハラ被害者であることが多いです。

それでは、こういったモラハラに対してどう対応すればいいのでしょうか。

モラハラへの対応について

まず、相手がモラハラをしているとはっきりわかったとき、どう思ったでしょうか。
今までは相手に理不尽な言動をされても自分のせいにしていたのではないでしょうか。

決して自分に原因があるのではなく、相手からの理不尽な要求や言動に疲れていたのだと、まず自分を慰めてあげてください。

モラハラ被害から逃げるには

一般的にモラハラ被害から逃れるためには、相手から離れる(別居・離婚・別れる、など)・話し合いをするといった方法が挙げられます。
しかし、たとえ一時的に別居をしてもメールや電話などの手段で再びモラハラが行われる場合も考えられますので慎重に判断をしましょう。

また、話し合いをしてみようと思った場合には、できるだけふたりの間で中立の存在である友人や親戚などの第三者に立ち会ってもらうのが良いでしょう。

モラハラは治せるの?

モラハラは治せるものなのでしょうか。

結論として、治る場合と治らない場合があります
治る場合としては、その人が罪悪感を持っているかどうかがカギとなります。

モラハラが治らない理由としては、モラハラをしている自覚がない・罪悪感がない・そもそも脳の作りが違う・発達障害の可能性があることなどが挙げられます。

相手のことを察する力があまりに欠けている場合や、相手に対して愛情を求めるがゆえに行われるモラハラの場合、要望や意見を臆せず言う・言われることを鵜呑みにしないなど、根気強く対応することで改善することがあります。

相手に臆せず、しっかりと自己主張を続けて態度が軟化する場合はモラハラが治る可能性が高いと言えますが、そうでない場合は治らない可能性が高いでしょう。

誰に相談すれば良いの?

家族や友人に相談する方がほとんどですが、中にはモラハラについて知識がないために「セカンド・ハラスメント」を受けてしまう場合があります。
「セカンド・ハラスメント」とは、パートナーからのモラハラについて、家族やパートナーを知る友人に相談したときに「あの人はそんなことする人じゃないよ!」など、理解してもらえない、また「自分に何か原因があったのでは?」と責められてしまうことをいいます。

こういったセカンド・ハラスメントに遭った場合、多くの方は自分を必要以上に責めてしまい、パートナーではなく自分が悪かったんだと悪循環に陥ってしまいます。
そうならないように男女参画センターや精神保健福祉センター、配偶者暴力相談支援センターなど、第三者が客観的に判断し、談にのってくれる機関に行くことも一つの手段です。

【参考】男女共同参画局:「女性問題に関する相談窓口」

離婚した方が良いの?

結婚している場合は、憂鬱な毎日に離婚が頭をちらつくこともあるでしょう。

先ほどもお話ししましたが、モラハラは治る場合・治らない場合があり、治らないだろうと思われる場合は一緒にいてつらくなることがあったり、この先子どもができたときに更なる悩みに襲われたりと、さまざまな悪影響が考えられます。

相手に前向きな意志がみられない場合、まずは誰かに相談をし、今後離婚した方が良いのかどうかを考えてみてはいかがでしょうか。

最後に

モラハラは自覚をしにくく、周囲の人も気づきにくいことが多いため、少しでもおかしいと思ったらまずは疑うことが大切です。

自分が悪いから…と言われるがまま責任を負うのではなく、相手に原因があり、自分ではどうしようもない「モラハラ」というものがあることを知っておきましょう。

 

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