人の話を聞かない旦那|妻のアドバイスを聞いてもらうためには
一緒に生活する中で、旦那に対して注意やアドバイスをすることもありますよね。しかし、妻の話を聞いてくれないこともあり、…[続きを読む]
旦那の不機嫌さに困っている方、めんどくさいなと感じてる方、疲れてる方がいらっしゃることでしょう。
「フキハラ」は、その名前が示すように、「不機嫌ハラスメント」の略語です。
これは、個人が日常生活や仕事場で持続的に不機嫌であることから生じる問題を指します。
毎日のようにイライラし、その感情を他の人々に向けて表現することで、周囲に悪影響を及ぼします。
このような状態が家庭内に持ち込まれると、家族や子供たちに対しても不機嫌を撒き散らすことになり、家庭内の空気に大きな影響を与えることがあります。
今回は、めんどくさい疲れる旦那のフキハラ(不機嫌ハラスメント)と特徴、対処法、向き合い方、理由を言わない黙る無視夫などについて解説します。
目次
旦那のフキハラで多いのが、特に妻は何もしていないのに、いきなり不機嫌というめんどくさいパターンがあります。
たいていが「疲れたアピール」「話したくないアピール」をしたいだけなのですが、妻からするとイラッとしますよね。
妻は、何が原因で旦那が不機嫌になったのか理解しようとします。しかし、たいていの場合、旦那はそれに対してはっきりとは答えず、ただイライラアピールをしてきます。空気読めよってことです。
妻は、自分が何か悪いことをしたのか、何か忘れてしまったのか、何かが彼を不機嫌にさせたのかを考え込みます。しかし、問題の根源を突き止めることが難しく、その不透明な状況がますますイライラを募らせることもあります。
なお、機嫌がさらにわるくなると「大きな音を立てたり」「無視したり」すると、さらにエスカレートしはじめるので要注意です。
指摘や注意をすると、不機嫌にふてくされる、めんどくさいフキハラ夫のパターンが多いかもしれませんね。
これは旦那のプライドが絡んでいることがあるかもしれません。彼にとって、自分が何かを間違えたり、注意されたりすることは、自尊心を傷つけることと感じるのです。
特に男性にとって、自分が何かを間違えたり、注意されたりすることは、自尊心を傷つけることと受け止めやすい傾向があります。
だからこそ、指摘や注意を受けると、旦那はちょっと傷ついてしまい、不機嫌になってしまうこともあるんです。
旦那は指摘や注意を受けると、自分の無力さや不完全さを感じ、めんどくさい感じで、不機嫌になってしまうのかもしれません。
彼が自分を守ろうとしているのかもしれませんが、フキハラの結果、コミュニケーションが円滑でなくなることがあります。
比較的良い旦那さんの場合、妻が風邪を引いたり、つわりで大変だったりすると、彼は「どう手伝ったらいいかな?」と思ったりします。
でも実際、体調って周りの人から見るとコントロールしきれないことが多いですよね。だから、旦那としては何かアクションを起こす方法が分からなくて、彼は無力感と焦りを感じて、とりあえず、妻を放置してしまって自分ができる別のことをしようと考えてしまう旦那さんが多いんです。
そこに、妻が少し不満を言ったりすると、彼のプライドが傷つき、どのようにサポートすべきか分からないし、ちょっとムッとしちゃうこともあり、フキハラのはじまりとなります。
また、他の旦那さんの場合は、妻の体調不良によって、自分がやるべき家事や子供の世話、負担が増えることにストレスを感じます。
妻が体調不良で寝込んでいると、家事や子供のお世話を一人でこなす必要があるので、ストレスがたまって不機嫌ということになるのです。
なぜか、妻が楽しそうでウッキウキの時だけ不機嫌になるフキハラ夫がいます。
妻が楽しそうでウキウキしている時に、なぜか彼だけ不機嫌になるんです。
妻の楽しい時間を共有し、一緒に楽しむことが理想なのに、彼はなぜか不機嫌モードに入ってしまうようです。
もしかしたら、彼は妻が楽しんでいることに嫉妬しているのかもしれません。自分も楽しいことをしたいけれど、何か制約や障害があると感じているのかもしれません。
特に最近のコロナ禍が終息に向かっている中で、妻が飲み会や友達と過ごす時間が増えていることも、フキハラ夫にとってはストレスの原因になっているのかもしれません。
ただし、注意が必要なのは、妻の外出を嫌悪しすぎて、行動制限を求めてくるケースです。こうなってくると、離婚も視野に入れる人が増えてきます。
フキハラ夫がお金の話で不機嫌になるの、ちょっと理解できないですよね?
自分に不利な話ならまだしも、お金のことを出すだけでムスッとする夫、なんなんでしょう?
でも実は、彼の中にはちょっとしたこだわりやコンプレックスが絡んでいるかもしれません。
まず、お金について具体的な数字や計画を提示されると下品だと感じる人もいます。なんだか金額を口に出すのはタブーみたいな感じなのかもしれませんね。
また、将来のことを考えると、焦りや不安が湧いてくる旦那さんもいます。たとえば、住宅ローンの話が出ると、具体的な金額が浮かび上がってきます。これが夫にとっては、かなりの負担に感じられ、不機嫌になる可能性があるのです。
よくあるパターンとして、フキハラ旦那が機嫌が悪くても自分のせいだと感じる奥様が多いです。
しかし、これは効果的なアプローチではないことがあります。
夫が機嫌が悪いと、自分を責めることで、状況をさらに悪化させてしまう可能性があるからです。自己責任感を持ち過ぎると、夫からさらなるプレッシャーやストレスをかけられ、不機嫌さが深刻化することがあります。
また、夫の機嫌が悪い理由は、奥様の行動や言動だけでなく、様々な要因が影響していることがほとんどです。
自己責任感にとらわれすぎることで、フキハラ夫の実際の問題や感情を見落としてしまうかもしれません。
原則的に言うと、夫の機嫌が悪い時には、優しさと理解をもって接し、コミュニケーションをとることが大切です。
ただ、ちょっとそれは難しいという意見があることも分かります。
ただ、夫の機嫌が悪い時に、批判的な言葉や非難を浴びせないようにしましょう。否定的なアプローチは、状況を悪化させる可能性が高いです。
まずは、夫の気持ちを尊重し、一緒に問題を解決しようとする姿勢が、夫婦関係を良好に保つのに役立ちます。
例えば、夫が不機嫌になる理由を尋ね、注意深く聴くことが大切です。夫の話に耳を傾け、感情や考えを共有する場を提供しましょう。
そして、夫の感情を理解し、共感することが大切です。「それは大変だね」「気持ちはよくわかるよ」といった言葉を使って、彼の感情に共感できるポイントを探しましょう。
不機嫌ハラスメントの背後には、たとえば仕事のストレスや個人的な問題があるかもしれません。そのような要因を共有し、お互いが問題を解決するためにどのように協力できるかを考えましょう。
旦那が不機嫌ハラスメントを始めたら、まず自分の感情をコントロールしましょう。感情的になることなく、冷静に対応することが、状況を収拾しやすくなります。
その後、旦那に対して、彼の態度や言動があなたにどのような影響を与えているかを明確に伝えましょう。感じていることや不快さを率直に説明することで、問題の本質を理解させる一歩になります。
自分自身の尊重を忘れず、旦那に対して許容できない言動を明確に伝えることが大切です。
不機嫌ハラスメントが継続する場合、どのような行動をとるかを決めておくことも考慮に入れましょう。
不機嫌さに対して、真っ向から向き合うことを一時的に離れ、リラックスの機会を探すのも有効です。
例えば、ゆっくりとした散歩や一緒に過ごす時間を設けることで、状況が改善することがあります。
ベタですけど、数分間、静かな場所で深呼吸をすることで、気持ちを落ち着かせることなどもできます。
このように互いがリラックスをすることも必要と言えます。
旦那の不機嫌、フキハラに対する最善のアプローチとして、放置も念のため念頭においておきましょう。
不機嫌で煩わしい場合、夫が理由を話してきたり、コミュニケーションを求めている場合は別ですが、フキハラ夫が単に自分だけで不機嫌になっている場合、理由を言わない場合は、何かをしようとすると逆効果になることがあります。
そのため、彼の機嫌が戻るまで放っておくのが最も適切な向き合い方と言えるケースも少しはあります。
無理に機嫌を取ろうとすると、逆にうるさく感じさせてしまうことがあるため、そっと放置しておくことが良いでしょう。
今回は、疲れるめんどくさいフキハラ夫の特徴や原因、向き合い方、放置などを解説しました。
ただ、不機嫌ハラスメントが慢性的で、解決が難しい場合、カウンセラーやセラピストの協力を検討することも考えてください。専門家は、効果的なコミュニケーションスキルや関係改善の支援を提供してくれます。
不機嫌さは誰にでも起こりうるものであり、その対処法は個人によって異なります。自分に合った方法を見つけ、心身の健康を維持するために努力しましょう。